【探偵】真冬の張込みで感じること

 業界裏話

【探偵】真冬の張込みで感じること
【探偵】
別れさせ屋の会社では調査部・恋愛系と作業が分かれているのですが、対象者の動く時間・立寄り先・通勤退勤のルート確認などは調査部が行っています。

ここ数年は私も調査現場に行くことが多いのですが、真冬の張込みでは調査スタッフの工夫が垣間見れます。

* 真冬の調査現場
① トイレの問題
② 防寒
③ 暖房
④ 指先の感覚を安定させる
⑤ 食事・水分

見失わない・目立たないは当然ですが、その中でも①~⑤をクリアできる対策を考えながら活動しています。先日は、スタッフが一定時間になるとグレーチングのある場所に行くので様子を見ていたら…。そこは地下鉄が通ると温かい風が上がってくる場所でした。換気口なので決して綺麗な空気とは言えないのですが、それでも温かいのであれば④の為にと温めているそうです。

対象者が何時に退勤する、家を出ると特定していれば張込み時間って30分前後です。だけど時間が解らなければ2時間~5時間は寒い中を張込んでいるので真冬の調査は本当に大変ですからね。私も現場に参加するので「大変さ」はよく理解できます。

日本には数多くの探偵社・調査会社があり、別れさせ屋を専門にしているのは全国で5社程度(弊社含めて)だと思います。圧倒的に探偵社の方が多いのですが、その皆さんが真冬に浮気調査・素行調査を頑張っておられて、防寒対策などを工夫しています。依頼者にとって不要な知識ではあるのですが、調査現場では寒さへの対策・工夫が多いことや手足をブルブル震わせて作業していることを頭の隅っこに入れて頂ければ幸いです。

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