別れさせ屋の元依頼者が運営する「比較サイト」

 別れさせ・復縁事例業界裏話

■ 別れさせ屋の比較サイト
先日、過去に他社へと依頼された方が「別れさせ屋の比較サイトを作る」と言うことで相談を頂きました。そのサイトに弊社サイトを掲載したい…との希望を丁寧に頂いたのですが、私の考えに合いませんのでお断りをさせて頂きました。趣旨は良いと思うのですが、「紹介料」となる成約時のADがある時点でビシネスですからね。ブローカーや無届の潜り業者と変わりありません。メディアの取材を含め相談者にとって不利益になる可能性があれば「不可」としているので、今後も同じような紹介サイト・比較サイトは全てお断りさせて頂くかと思います。

過去に、別れさせ屋に依頼した。
そこで業者選びを迷った、依頼して良い思いをしなかった…はよく耳にするご意見です。ただ、これらの迷っている方へに向け道しるべ的な「比較サイト」を作っても、そのサイトの存在により余計に迷うことは間違いありません。業者の実態を知ってますか?、表面的なことではなく「実情」を知らずに聞いた話だけを情報とするのならば、ネットに蔓延る怪しい比較サイトと同じ扱いとなるのです。まして、実際に依頼した方・依頼している方は「自分の依頼が成功してほしい、公にしたくない」がありますので、大々的に口コミなどを宣伝されるのも問題と考えるケースもあります。

また、アフィリエイト・紹介料として同サイトから相談・面談・成約となった際に「報酬」が発生する場合。結局は「お金儲け」となりますので、大義名分である「道しるべ」は取って付けた飾りになってしまうと思います。このようなサイトは経営側から見て排除するべき存在ですし、依頼する・相談する方にとっても同じで「見返りの無い」情報ではありませんので、やはり売り・買いを繋ぐ部分で対価があるのは商売的な忖度が発生するとも言えますからね。よって、多くの比較サイトは同業が運営していたり、広告会社が1年間で30万円~80万円と「掲載料」を支払って載せている「作られた評価」です。八百長・嘘・虚偽とも思えますが、事実確認は閲覧者にできないので「作られた評価」とイメージすることでしょう。このようなサイトで業者選びをされる方は居られませんし、そこから相談・成約と進んでもメッキの口コミ・評価に踊らされているので先々にはメッキが剥がれると思いますよ。

■ 相談者になりすましたメール
ミステリーショッパーなる職業もありますが、自身の利益目的だけで相談者に「なりすまし」で問合せをするのは本当に迷惑です。そのメール1通、LINE1件に業者が費やす時間・内容を考慮する手間が無駄ですからね。意図的な営業妨害となります。この記事を見られたら弊社には「なりすまし」等の迷惑行為を控えて頂ればと思います。文脈、内容、送信時間、IPなどから本当の相談者・架空かは一目瞭然です。私たちのような業者は、これらの時間を真剣に悩まれている方に使わないといけませんので理解頂けると良いですね。

■ 比較サイトで正しい情報はあるのか?
「ない」と考えています。私のような20年以上も経営してきた人が運営者として携わっていれば情報の信ぴょう性は高まりますが、相談者・依頼者である買いの立場であれば、売る側である業者の内面を知らなすぎるのです。これは別れさせ業界に限らず、探偵・調査もそうですし、多くの職業で同じではないでしょうか。日本人の悪い部分ですが、自分の考え・判断を答え合わせする際に「多い」意見に対して正しいと考える傾向があります。心理学でいう正常性バイアスが働くので、日本人は比較サイト・口コミが大好きですよね。ただ、これらに踊らされている人は正しい情報を掴めないので結果的には「間違っていた」と後悔する可能性が高いと思います。

■ そもそも別れさせ屋とは
世間一般で怪しい・公序良俗的に問題がある。と言われるサービスです。実際、依頼(対価)により恋愛関係を意図的に別れへと向ける作業ですからね。決して人に言える依頼ではありません。なので、業者との信頼関係・関わり方は大切だと思います。これを情報サイト・比較サイトから正しく判断できるのか?は無償で情報提供があれば一つの情報として参考にする事は良いと思いますよ。ただ、業者へと紹介料(契約金の5%~10%)が発生していれば、そのサイトはあくまで商業サイトとして営利目的と判断されます。勿論、特定の業者へと優先・忖度することになりますし、方針が違う業者に対して風評被害のようなネガキャンをすることもあるでしょう。こうなれば業者を探したい方の意志とはベクトルが違いますからね。このようなサイトが存在するのも、別れさせ屋・探偵や調査の開業が届出制であり、無資格・供託金の無い敷居の低さがあるのだと思います。

■ 相談者が自分にあった業者を見つける
ネットで「別れさせ屋」と検索して探しますよね。なので、とても手間ですが1社・1社と全てに相談してみる事です。これしかないです。検索順位が低い業者は比較サイトへと掲載料を支払ってでも反響が欲しい…と思うのですが、検索上位だから安心?とも言えないのでヒットした業者全てに相談することが最善だと思いますよ。その際、注意するのは以下です。

<別れさせ屋に相談する注意点>
① メール相談、LINE相談をする
(電話相談しない)
② 「株式会社」の法人運営に限定する
③ 代表者の顔がわかる
④ 相談件数、スタッフ数の「数」を信用しない
⑤ 面談は必ずオフィス訪問すること
⑥ 訪問できない際はビデオ通話で社内を見る
⑦ gmailで相談しない
⑧ 契約するまで偽名で良い
⑨ 面談した日に契約しないこと
⑩ 自分にメリットのある提案か?をよく考える

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