人生に行き詰まったら水の流れに目を凝らしてみましょう

 勝てる恋愛テク地域別

水辺デートは、恋愛効果だけでなくストレス発散にも効果的、と聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
“吊り橋効果”をはじめとするドキドキ感や神秘的な水の流れや景色、壮大な大海原を眺めれば、海の向こうの異国の風景が浮かんで来るような気もして、非日常的な気分に浸れることもあるでしょう。

● 関西の有名な水辺のデートスポット
中之島周辺(大阪)
天保山、二色の浜など大阪湾周辺
芦屋川(兵庫県)
神戸港、須磨
鴨川、嵐山(京都)
戸津川(奈良)
白浜(和歌山)
熊野川、伊勢(三重)

これらは、誰もが1度は足を運ばれたことがあるのではないでしょうか。
どのスポットも遠目で眺めれば、幻想的に映るかも知れませんが、水辺のところどころに目を凝らせば、水が澄んでいるところ、濁っているところがあるのがわかります。よくよく観察してみますと、常に水の流れがあるところは、古い水が流され、新しい水が注ぎますので、そこに水が留まることはありません。ですが、水の流れがないところは、新たな水が注がないわけですから、古い水がそこに滞留していきます。するとどうなるのか、といいますと、少しずつ濁りが生じてくるわけです。

回りくどくなりましたが、水でも何でも、新しいものに入れ換わらない時、そこに濁りや腐敗のようなものが生じてくるのではないか、ということです。

人の心や気持ち、考え方もしかりではないでしょうか。
過去の出来事や古いもの、昔の恨み辛みを払拭できないでいる時、そこに濁りが生じてくるのだと思います。お互いの間にあったいざこざや気まずさをなかったことにすることを「水に流す」といいますよね。全てを無かったことにすることはできないかも知れませんが、そのことに目を向けるのではなく、新しいこと、次のステップを目指すことで、結果として「水に流す」ことに繋がるのではないでしょうか。過去の辛い恋愛やトラウマに支配されている方を目にすることがございますが、口を開けば、過去に恋人にされた仕打ちの話などの愚痴です。後ろを向いていては当然前進することはできませんし、心の中の濁りもなくならないですよね。結果、停滞するしかなくなるわけです。そんな人の周りには、人も寄り付かず、新たな恋愛どころか人間関係を築くことも難しくなるでしょう。

清流の水の如く、新しいものを取り入れ、古いものは流し続けること。それが常に心を澄んだ状態にしておくための1つの考え方なのかも知れませんよ。
(記事:スタッフ)

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