恋人の問題行動、取るべき3つの対応

 勝てる恋愛テク

何やってるんだよ!
こっちのことも考えて!

恋人が浮気をしたり、怠惰な生活を送っていたりすると、と叫びたくなる気持ちはわかります。ですが、恋人の問題行動の度に命令・禁止する行為はたして正しいのでしょうか。もし、自分自身の利益を守るために恋人に意見しているとするならば、言動を改める必要があるかも知れませんね。

良い悪いに関わらず、恋人がとった行動に対する反応はですね。

①褒める・称賛する
②無視する・注目しない
③行動をやめさせようとする

この3つが想定されます。あまり何も考えずに人に接していると、とってしまい勝ちの行動が③の自分の不利益になる行動をやめさせようとする、です。ただこの③に当たる禁止ばかりを宣言したとすれば、あれもやってはいけない、これもやってはいけない、ではいったい何をすればいいんだ、と結局恋人が迷走してしまって次から次に問題行動が生じてくるケースがあります。例えば、彼氏の女遊びを禁止すると、ギャンブルへ走り、ギャンブルを禁止するとお酒に走るといった具合にです。

では、どうすれば恋人の行動を肯定的に変化させることができるのかを考えますと、よい行動を認めて伸ばすという意味で①の褒める・称賛するが効果的でしょう。これは意識しなければ、人の行動に対して「そんなのできて当たり前」と思い勝ちで、見過ごしてしまいます。例えば、「約束を守る」や「嘘を付かない(正直に打ち明ける)」「何か頼むとすぐに行動してくれる」などは、できそうで、なかなかできず人に対しての不満の種になることがよくありますが、これらができた時に称賛したり感謝したりできる人もまたは少ないのではないでしょうか。

また、自分が不利益を被ることへの相手への禁止は、どうしても発言が自分本意になってしまう傾向がありますので、できるだけ避けるのが賢明でしょう。例えば、浮気やギャンブル、浪費などの禁止は、相手にとって楽しみを奪われるだけで、よいことはありませんよね。禁止を活用するためには、自分が困るからではなく、「みんなの期待を裏切れば、誰からも見放されてしまうよ」「健康によくない」「将来何かあった時のために貯蓄しておこう」など、「その行為をしているとあなたが損をする。だからあえて言っているんだ」と相手のためという立場に立って諭す必要があるでしょう。

ただ命令・禁止は最終手段でして、緊急性を要しない問題行動については、②の無視する・注目しない、で対応することが理想的です。異性との外出、ネガティブな愚痴、脅しのような行為、イライラしている時の八つ当たり、言い訳、些細なマナーの悪さなどがこれらに当たるでしょう。時間はかかるかも知れませんが、こういったマイナスの行動を避けることができた時に称賛すれば、自ずと問題行動が減っていく場合もあります。恋人に対し①②③の3つの対応を使い分け、内側からの行動を誘発することで、理想的な恋人像に育てていくことが出来るのではないでしょうか。
(記事:スタッフ)

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