暗中の日本社会に菅義偉新首相がもたらす一縷の光

 勝てる恋愛テク

格差社会(恋愛格差)、コロナ不況、対人・心理・社会的ストレッサーの存在。
そして行き詰まる人間関係。現代社会は、出口の見えない真っ暗闇を一縷(いちる)の光を求めて進むようなものです。暗中模索(目的を達する方法が分からず探る)という言葉がピッタリです。

そんな混沌とした日本の内閣総理大臣に就任したのが菅義偉氏。
政治家の中で「暗中模索」が最も似合う人物でしょう。秋田県のイチゴ農家の長男として生まれ、高校卒業後「東京へ行けば何かが変わる」との夢を持ち上京。段ボール工場で現実、世間の厳しさを痛感。2ヶ月で退職し、法政大学法学部政治学科へ進学します。大学卒業後は、一旦は就職しますが、その後、議員秘書などを経て横浜市会議員に初当選。本格的に政治の世界に足を踏み入れていきます。

菅義偉氏は、お酒、タバコはせず、朝に身体を動かしたり、人に会うことを日課にしているそう。政治家は勿論ですが、官僚・企業人との親交も深いと言われています。その関係から情報収集力には政界内外から定評があります。師と仰いだ政治家から、「すぐに官僚に騙される」と言われ、幅広い分野の有識者の意見を取り入れるようになったそうです。

会見で新型コロナ、経済対策を重点課題に挙げつつ、目指す社会像については、「自助、共助、公助、そして絆」と語りました。まず自分自身でやる、次に家族、地域で助け合う、その上で政府が守る、ということを強調。前例主義の打破と規制改革推進に取り組む考えを示しました。

他人も自分も結局は、本人が先頭に立って行動しなければ何も状況は変わらない。この人生訓が考えの根底に根付いていることを伺わせる言動と思います。総務大臣時代にも、「自分をしっかり見つめ迷い悩む事は決して無駄ではない」。このようなメッセージを若者に送っています。

恋愛で悩み、暗中を手探りで進む方々にとっても1つの道しるべだと思います。

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