考えて名案が浮かぶ人、浮かばない人の違い

 勝てる恋愛テク

「よく考えろ」
「知恵を出そう」
「何かアイデアはないのか」

何かに行き詰まった時、もしくは問題にぶつかった時、このように人に促され、何時間も考え込んだ経験はございませんでしょうか。結果、よほどの知識人か天才でもない限り、ろくな案が浮かばず、時間を無駄にしてしまったというのもよくあることと思います。

考えるということ。数々の功績を残した発明家のトーマス・エジソンでさえ、「天才とは、1%のひらめきと99%の努力である」という名言を残していますので、考えて何かひらめきのようなものを起こそうとすることがいかに愚かであるか、ということを始めに認識しておく必要がありそうですね。

もし、頭の中にたくさんの引き出しがあって、その引き出しの中からある知識を探そうとする時、考えることが成り立つと思います。また、今ある知識を組み合わせることで複雑なアイデアを作ることも同様でしょう。ですが、頭の引き出しの中に知識がない状態で、いくら考えたところで、空の引き出しを開けたり閉めたりしているにすぎず、問題解決の知識やアイデアは当然浮かんで来ないのではないでしょうか。

例えば、コロナ禍での外出自粛の中でステイホームが叫ばれ、クリスマスや年末年始のイベントが軒並み中止となっています。恋人や家族がいらっしゃる方は自宅や人気のないところで楽しく過ごすアイデアや工夫が求められますが、じっとひとりで考え込んでいて果たしてよい案は浮かびますか?

これは人によって分かれ、料理やレクリエーション、話の引き出しがある方は「ああしよう、こうしよう」と人を楽しませる方法を次々と思い付くでしょうが、そういった知識がない方は、「うーん」と頭を抱え込んでしまうでしょうね。この場合、考え込む前に知識を付けること、つまり情報収集から始めなければなりません。人のアイデアを盗むと言いましょうか。他のうまくやっている人の方法をとりあえず頭に入れることから始めることが考えるための近道となります。

恋愛でもデートでも何でもそうですが、まずは考える前に引き出しをたくさん用意し、さまざまな知識を詰め込んでおくことです。そうすれば、さまざまな状況や直面する問題で適切な解決策が導き出せるようになると思いますよ。
(記事:スタッフ)

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