【保存】別れさせ屋の経営者が推奨する「別れさせ屋の選び方」

 ご相談方法業界裏話

■ 別れさせ屋の相談前に考えること
探偵や別れさせ屋の経営者って「特別な人」ってイメージをお持ちではありませんか?もし持っているなら無くした方が良いイメージです。確かに仕事は特殊なので「特殊な経験」を多く積んでいると思います。ですが大切なのは経験だけではなく基礎的な能力も加味しないといけませんよ。

そもそも「探偵をやってみたい・別れさせ屋をやってみたい」と思うのは世間的に少し感覚がズレていると思います。私もズレていると思いますよ。なぜかと言うと私は1999年の創業前って不動産販売の会社に在籍しており”営業課長”の役職を頂いていました。年収は平均年収の2倍~3倍もあり、その会社は数年後に株式上場を目指していました。そんな将来明るい会社を辞めて「探偵業」ですからね。知人・友人からは「勿体ない」と言われ続けてきました。

では、なぜ多くの人が探偵業や別れさせ屋を経営するのか?

① 免許制度ではない
② 保証金・供託金が不要
③ 自宅兼オフィスで開業できる
④ 経験年数が不問
⑤ 経歴詐称しやすい

この5つが大きいと思います。
探偵業は警察署に「届出」をするだけで「私は探偵です」と名乗れますからね。未経験のド素人でも見た目だけではわからないので…それっぽく見せられます。ホームページを立派に作れば大きな組織にも見せれますし、大阪駅などの駅ビルにて「秘書センター・バーチャルオフィス」を借りれば一等地に事務所ある?のように誤魔化せます。

また②の保証金・供託金がないので資金力のない方でもスグに開業できてしまうのが問題の1つですね。不動産業だと協会加盟に1000万円の供託金が必要だったり、加盟員の承諾が必要だったりと「書類だけ出せばOK」の探偵業とは雲泥の差があります。開業の敷居が低いと言うことは、それだけビジネス意識の低い方・無計画・素人経営者が集まりやすいので、⑤のように経験のない方は「経歴詐称」をしてしまうのだと思いますよ。

■ 別れさせ屋の経営者が推奨する「選び方」
1999年から別れさせ屋の専門会社を経営している私の経験を掲載させて頂きます。

Check01:免許証
弊社では相談者から「本名ですか?」とお尋ねがあったりすれば証明として「免許証」を出すようにしています。住所が記載されているので個人情報となるのですが…これを開示できないのは業界全体が怪しいと言われる別れさせ屋の依頼は不安ですからね。私もお見せすることは問題ありません。ただ、匿名で相談される方・非通知の方と名前を知っている方・番号通知の方とは「差」を設けていますので非通知の方にはお見せしない事もございます。

Check02:クレジットカード
別れさせ屋を運営していると毎月高額な経費を支払っています。最近だとキャッシュレスになっているので余計にカード決済が増えました。利用枠の問題もあってクレジットカードのグレードは上がるので、相談した業者・担当者らがどんなクレジットカードを持っているのか?は資金管理や会社の運用を見る一つの指標になると思います。カードもない…ETCもない…だと電車で尾行する際に切符を買うのかな?飼ってる間に見失うのでは?ETCも使わずに車で尾行できる?と疑問を持って良いと思います。私だとJCB CLASS・AMEX プラチナ+一般を利用しています。以前はダイナース・VISAもプラチナを使用していたのですが、2020年からコロナ対策により依頼件数を少なくしたことでカードは2種類となりました。

Check03:ドメインの所有者
・ドメイン所有者
・ドメイン取得日
・利用しているサーバー

ネットで「ドメイン取得日」と検索したら方法は出てきますので、相談予定の業者サイトにあるドメインを調べてみると良いと思いますよ。創業**年と古くから経営している風だけど実際には今年にドメインを取っていたら?信頼できますか?の判断ができます。また利用しているサーバーを知る事で「年間利用料」が想定できます。1年間980円の安いサーバーを使っている業者よりも、年間数万円の費用を使っているサーバーの方がセキュリティーは高いので安心です。
(参照:別れさせ屋の業者を調べる方法・ドメインからわかる情報

Check04:言葉や数字に誤魔化されない
・成功率
・スタッフ数
・実働
・返金保証
・確実

これらの言葉を信用している方は「しまった」となりやすいので要注意です。投資トラブルでも同じように「元本保証」なんて謳った投資家を集めたりしてますが、その多くはお金が返ってこず・当事者とも連絡が取れずに困っている方が多いです。なので「ワード」に誤魔化されるのではなく、業者の実態をちゃんと調べようとするのが「業者の選び方」だと思いますよ。

この記事をシェアする