恋人との溝を演技で埋めてみる

 勝てる恋愛テク

人間関係で求められる「自己主張・自分の意見」。
自分の主張や意見がない人物に出くわし、やきもきした経験は誰でも1度はあるのではないでしょうか。かといって、何でも自分の基準で物事を判断する自己主張の強過ぎる人は、主張や意見を押し付けられている気がして敬遠してしまったり、衝突してしまったりしますよね。周囲の顔色を伺う多くの人は、家族、友人、学校、職場などで「出る杭」を打たれる経験を繰り返しながら、よい意味でも悪い意味でも丸くなって、沈黙すること、場を収めること、自分を圧し殺すようになっていくのでしょう。

恋人がなぜか不機嫌だけどその理由がわからない、理不尽なことを言われて頭に来る、こんなにも尽くしているのにわかってもらえない、と感じているが、そのことを詰めると喧嘩になるので押し黙っているという方。もしくは、思ったことは全てストレートに表現するという方、大きく2タイプに分けられると思います。

いったいどちらのタイプが正しいのか?
沈黙すると自分へのストレスと相手へのフラストレーションが高まりますし、全てを正直に表現してしまうと、人間関係がギクシャクしてしまう場合があります。同性間では、人生観などの価値観が完全とまではいかなくても大方一致することがあり、腹を割って話せる仲になることも少なくありませんが、男女の関係となりますと、恋愛観や人生観の相違の溝はなかなか埋まらず、全てを理解し合える関係を築けるカップルは稀でしょう。

では、どうすればよいのか?
1つアイデアをあげるとすれば、演じる、フリをするということではないでしょうか。恋愛ドラマやアダルト作品に登場する男優、女優はしばしば多くの人が求める異性的魅力を備えた理想像として描かれています。気が利いた言葉が言え、振る舞いも思いやりがあって、ドキドキさせてくれ、自己主張も譲歩もできる。100%とまでいかずとも、譲歩できる部分、ここぞという勝負どころ、気まずい雰囲気になりそうな時などは、あえて自分を下げたり、強く出たり、相手の不安を取り除くようなことを言ったり、といった柔軟な役回りが求められます。

物事の判断と演じるために必要なことは、まずは冷静になるということでしょう。相手がどう感じるか、相手にとってのメリット、心地よい気分にさせるポイントはどこなのか。そういった相手本意の立場に立つことが、相手の潜在的欲求を満たしつつ、自分の主張も受け入れてもらうポイントでしょう。
(記事:スタッフ)

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