ロミオとジュリエット効果を理解して不倫から本命になる

 勝てる恋愛テク

■ 恋愛心理で使われる「ロミオとジュリエット」とは
この物語から考えて見ましょう。争い合う両家の息子・ロミオ、娘・ジュリエットが両親の反対にあいながらも愛を育む物語です。なので、両親の反対にあってカップルの愛が深まることを“ロミオとしてジュリエット”として例えられますよね。反対されるとされただけ、してはいけないと言われると言われるだけ、したくなる、人間心理を表したエピソードと思います。

実際に全てのカップルに“ロミオとジュリエット効果”が当てはまるわけではありません。でも、似たような事例は多くありますよ。例えば、別れさせ屋に寄せられる数多いの相談内容では、独身女性の相談者からの「彼と妻を別れさせれ欲しい」という相談です。

「ロミオとジュリエットと状況が全然違うじゃないか」
なんて声が聞こえてきそうですが、これは紛れもない“ロミオとジュリエット効果”と言えるでしょう。どういうことかと言いますと、一般的に独身女性が「妻と別れる気がない既婚男性との恋愛」をどうするべきか?と相談した場合。女性の友人としては、ほぼ100%の確率で「そんな男。スグに別れたほうがいい!」となります。

しかし、この既婚男性批判は逆効果です。
実際には女性にとって男性の評価を上げる結果になってしまうことがあるのです。1度は好きになった男性ですからね。批判に対して「そんなことはない。いいところもある」とフォローを入れてしまう。友人が男性を別れさせたいと親切から出た言葉が逆効果に働きます。そうして、弊社へと「別れさせたい」と相談されるケースは年間通して多いですよ。

別の事例を挙げてみます。
夫はフリーターで親戚付き合いをほとんどしなかったとします。こんな時、妻の両親・親族から夫は仕事もよくわからないし、付き合いも悪い、印象悪い人と囁かれます。ですが、収入はアルバイトで正社員並みでなくても安定的にある。料理、掃除、洗濯など家事もある程度こなしているとすれば?妻の夫に対する評価は、「収入はあるし、家のこともしてくれている」となります。

逆パターンの場合。
夫が大手企業のエリート会社員、イケメンで親戚付き合いも親密である。当然周囲は「あの旦那さんは、仕事も固いし、世間付き合いも上手で素敵」と評価しますよね。しかし、妻にケチケチしたところや浪費癖、家事しない、などのマイナス面があれば?妻から夫の評価は、「素敵じゃない。無駄遣いするし、家事も手伝ってくれない」。このようにマイナスへと誘導されることがあるでしょう。

こういった現象は“逆ロミオとジュリエット効果”と言えそうですが、つまり人は、恋人が他人に高評価されると低評価を、低評価されると高評価をする、他人の評価を否定したくなる心理が働きやすいと言えますよね。

● 「天邪鬼」で恋愛を失敗している女性
復縁希望の相談、彼が浮気中で別れそうになっている相談に多いのですが、相談者である彼女・元彼女の天邪鬼が原因になっているケース。これは復縁に向きやすいトラブルだと思います。天邪鬼の原因は「素直じゃない」が大きいのですが、その素直になれない部分。ここに承認欲求や自己愛、甘え、嫉妬、束縛が入り乱れています。なので大切なのは心を整理整頓すること。縺れた糸を解くといえばイメージしやすいでしょうか。グシャグシャになった状態で見た目だけ綺麗にしようとしても、綺麗にはなりません。

先ずは1つずつ整理して元通りにすること。

こうやって自分を整理整頓すれば会話のキャッチボールでも、本音を言える自分になっています。思いと反対の意見。これが多い人って高い確率で自分を理解していないのです。

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