体を奪ったけど、心まで奪えない不倫関係

 別れさせ・復縁事例

① 独身男性が既婚女性と不倫する
② 既婚男性が独身女性と不倫する
③ 既婚男性が既婚女性と不倫する

①②③のケースで「別れさせたい」と男性が相談されるのは、多い順番で言うと②①③となります。すべてに共通しているのは「体」を性行為により本命から奪ってはいるものの、「心」は完全に奪えておらず自分との恋愛関係に至っておりません。

好きだから性行為があるのですが、その好きと離婚してまで・彼と別れてまで、の「覚悟」した行動が伴っていなければ、あくまで不倫は2番手として1軍ではありませんからね。その関係を1年~5年と長く続けても覚悟を付けさせない限りは2軍のままです。

● なぜ本気にならないのか?
別れさせ屋に「別れさせたい」と相談される男性で多いのは、ご自身が別に浮気進行形である・又は嫉妬心から奪いたいが強いので「愛したい・愛されたい」よりも嫉妬が勝っているケースです。このようなタイプだと「夫とエッチするなよ」と彼女に言うことがあり、自分の自信の無さを露呈させていることになっています。彼女さんは場に合わせて「はい」と言うものの…心の中でも「アホらしい」と感じるのが当然ですからね。本当に彼女さんを独り占めにしたいのであれば、夫婦関係・家庭に入り込んだ会話は不要です。ドン!と構えて彼女さんが自発的に「離婚してくる」と決断できるだけの包容力が別れの誘導には必要だと思います。

● 性的に心を奪おうと考える男性
男のエゴと言えるのですが、エッチの際に「夫と俺はどっちが良い?」と聞くケースがありますよね。これは完全に自分に自信がないと考えてください。表面的には勝っている自負から聞いているように見受けるのですが、本質的には打たれ弱いタイプなので「確認したい」があるのです。このようなタイプは具体的な回答をせずに曖昧にする方が色々と頑張ってくれるので、誉めて伸ばすことも大切ですが、ある程度は宿題を与えて伸びようとする工夫・努力を作ってあげるのも彼女の接し方となります。このように男性の多くは「エッチ」で比較するのですが、残念ながら女性は冷静に考えているので、出てくる言葉とは逆の考えがあったりもします。これを見抜けないと不倫関係ほ本命にしたいと悩む男性は解決がしずらいのではないでしょうか。

● 本命彼氏と浮気相手の比較
浮気相手となる彼氏は本命と比較して「優れている」ことが多いです。故に、浮気したり・本気に寄ってく流れになりますからね。ただ、その優れた部分だけでは彼女は「本命と別れる」とは決断しずらいのですが、その一つにネガティブの問題が隠れています。ここをストレートに言い合える関係であれば「本命」と言えるのですが、中々その関係にはなり難いので遠慮・配慮がある状態が多いと思います。よって彼女の中で「嫌だなぁ」と感じる部分があっても教えてくれない事が多いですよ。良い部分が目立つからこそ、悪い部分も目立ってしまうのです。と言うことは、何か突き抜けた魅力のある浮気相手よりも、過去に別れしまったけど…平均的な良し悪しを理解している「元彼氏・初彼氏」が基準となりますし、その人との不倫になれば気持ちが動くので、良し悪しの幅が広い人よりも、バランスの取れた彼氏の方が「居心地が良い」と感じますし、将来的なこと・現実的なことを含めて、彼女が離婚を決断する可能性は高められると思います。

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