トヨタの純利益2.4兆円は「信頼」の証

 業界裏話

トヨタの純利益2.4兆円は「信頼」の証
トヨタ自動車の2018年3月期決算の純利益が2兆3126億円と発表。すごいですよね。これは「トヨタ車だから安心」と言う壊れないイメージを皆が持っている証明だと思います。

日産
ホンダ
三菱
ベンツ
BMW
アウディ
VW

車メーカーは数多いですが、「壊れないメーカーは?」と質問があれば、誰もがトヨタ!と答えます。そんな信頼がある中でアルファード等の年齢層に合わせた戦略が成功しています。どんなビジネスでもそうですが、トヨタ自動車の経営戦略って勉強になります。真似しようとしても…中々できるものではありません。それだけ、人から信頼を得るということが難しいのだと思います。

● 別れさせ屋の場合
年間売上って1社5,000万円~2億円・3億円だと思われます。各業者によって差はあると思いますが…ただ言えるのは「利益を残すのが難しい」仕事なので、安価で数多くの依頼対応をしていると?業界裏話としては薄利で厳しいのではないでしょうか。私が1999年から別れさせ屋を専門として経営してきた経験談として思うのはですね。月に1000万円の売上があったとしましょう。その数字には依頼件数が少ないほど、利益率が高くて作業効率も高いです。解りやすく言うと、

① 1件で1000万円
② 2件で1000万円(500万円×2)
③ 3件で1000万円(300万円×2、400万円×1)
④ 4件で1000万円(250万円×4)
⑤ 5件で1000万円(200万円×5)
⑥ 6件で1000万円(150万円×5、250万円×1)

ただ現実的には「100万円以内で納めたい」とのご希望が多いので、①②は少ないです。③④は平均的だと思います。それも作業地域によっても違いますからね。スタッフの疲労回復(心身)を考えますと、拠点から200km圏内が理想です。300kmを超えてくると…流石に翌日・翌々日に疲れが残るので、集中力に影響が出てしまいます。この解決には「宿泊」にて作業することになりますが、それだけの時間拘束・旅費がご依頼料金の割合に合うのか?こうやって私達は依頼料金を計算してますよ。なので、大阪・東京、神戸・京都、神奈川・埼玉、などのエリアでは「作業しやすい」と判断できます。理由は宿泊を伴わないので無理せずに翌日・次の機会に持ち越せるので自然に進めることが可能なんです。出張だとタイミングが合わないにしても…無理してでもGOと実施するのですが、近場では無理せず最善のタイミングを待つ。と言う選択肢が増えます。この意味で「作業しやすい」となるのです。

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