【裏話】調査で違法行為にならない為に注意すること
■別れさせ屋の調査・注意点
私たちの仕事は警察署に「探偵業の届出」を行って営業していますので各社が「合法」を前提に作業しています。ただ残念なのは稀に「違法」となる調査方法を提案している業者もあると聞いていますので気を付けて頂きたいと思います。
では、どんな方法が違法になるのか？
この記事にをご覧頂いて別れさせ屋の依頼前に業者選びの指標としてください。
＊GPS機器の設置
対象者の自動車・バイク・自転車などに無断でGPS機器を設置して自宅などを調べる。これは絶対にダメです。調査側としては張込み・尾行しないので楽なので楽に自宅を特定しようとする手抜きな手法となります。勿論、これらの提案を業者がして、依頼者が「それでお願いします」と承諾して調べようとして対象者がGPSを見つけたら？警察沙汰になって依頼者は”教唆”となるのです。
＊敷地内に入っての張込み
マンションまでは解るけど号室が不明だったり、号室は解るけど張込み位置から玄関ドアの開閉が見れない。そんな業況で「敷地内に入って張込みすれば玄関が見える」とします。調査成功を考えれば無茶してでも敷地内に入って張り見込みすれば…と考えてはダメですよ。これは不法侵入（建造物侵入罪）となり処罰の対象です。
＊戸籍謄本などの無断所得
本人の許可なく戸籍謄本・住民票や付表などを取得してはダメです。職権で取れることもありますが、その職権も「別れさせ屋に依頼されたから」は問題がありますので、このような提案を承諾してはいけません。
＊携帯番号から契約者の情報
データ調査、番号調査と呼ばれて10年程前は行われていた調査ですが、現在はどちらの業者も行っていない調査方法です。この調査だと情報の出元が羅ブルになり後日に警察沙汰になる可能性が高いです。これらの調査は依頼しないようにしてください。
＊社会的制裁・復讐を目的とした依頼
不倫関係が別れた際に「あの人だけ幸せで許せない」と嫉妬から仕返しなどを考える方も少数ですが居られます。これを弊社のような別れさせ屋に依頼してはダメですし、業者も請けてはいけませんので厳禁となる内容です。
＊慰謝料を目的とした「浮気を作りたい」
夫婦のどちらかが配偶者が浮気すれば「慰謝料が多く取れる」と思って別れさせ屋に相談されるケースがあります。別れさせ屋は「別れたい」の希望であれば対応できるのですが、慰謝料を多く欲しいなど金銭を目的とした依頼は対応不可です。これらの行為は美人局と同じですから絶対に依頼してはダメですよ。
【補足】
その他も色々とありますが長くなりますので上記に留めます。相談者の中には「絶対に成功してほしい」と非合法を理解していても希望される方が居られるのですが、弊社では合法での作業に限っていますので張込み・尾行・接触など違法性のある作業は全て対応不可としています。
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