恋愛という“果実”を得るには時間がかかることもあります

 勝てる恋愛テク

秋の味覚と言えば?
栗、梨、キノコが思い浮かびますが、特に晩秋に欠かせないのが柿ではないでしょうか。柿はその独特の食感、甘さ、食べ方の豊富さも去ることながら、ビタミンCをはじめ、カロテンや食物繊維などの健康成分が凝縮されており、免疫力向上や美肌効果、腸内環境改善、二日酔い予防などの効果が期待されています。

柿と言えば、1度は聞いたことがあるのが、「桃栗3年、柿8年」というフレーズではないでしょうか。種を植えてから実がなるまで時間がかかるということを表現しているようですが、柿は8年といかずとも申し分ない実をつけるまでは6~7年はかかるそうです。

このフレーズの捉え方や解釈は人それぞれと思いますが、芽生え、成長、結実などは、各段階の過程を経た上で、年月を要しないと、文字通り実を結ばないということでしょう。逆にですが、きちんと剪定などの手入れをして育てれば、年月は要するけれども、確実に実は成るということも言えると思います。
柿から学ぶべきことは、時が来ないと実は成らないし、来るべき時に備え、確実にできることを日々していくということではないでしょうか。

思いますのは、多くの人は焦ってすぐに結果という果実を手に入れようとします。
令和の時代に突入し、生活はますます便利に得られる情報やものは年中いつでも時を待たずして手に入るようになりました。出会いや恋愛も例外ではなく、インターネットを開けば、ノウハウや異性がすぐに見つかるような錯覚も覚えます。ですが、今も昔も変わらないのは、人の心が移り変わる、成長するには、時間を要するということです。

初恋の思い出、過去の恋愛での失敗を思い返してみますと、「今の自分だったらあの時と同じような対応(過ち)はしないのに」と思った経験はございませんでしょうか?経験を重ねることで、時が解決してくれる問題もあるということでしょう。同様に、学校時代はクラスのヒーロー的、もしくはマドンナ的存在に声も掛けられないし、相手にもされない、ほとんど接点はなかったにもかかわらず、同窓会などで急接近するケースがあります。時が経てば、お互いの環境、心境、価値観が変化し、魅力を認め合い、惹き付け合うといったことも目にします。

また、交際直後はいろいろな意味で幼さを隠しきれなかったのに、何年か後には、考え方もしっかりして頼りがいや大人の余裕、色気がにじみ出てきた。話もわかるようになったケースもあるでしょう。今すべきは、8年とまではいかずとも、未来の結実に向けて確実に1歩踏み出すことではないでしょうか。
そうして時が来れば、自ずと果実は手元にもたらされるでしょう。
(記事:スタッフ)

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