人の話を聞くことの「本当の意味」とは?

 勝てる恋愛テク

みなさんは、人の話をよく聞くほうでしょうか?
両親や教師から「人の話をよく聞きなさい」と言われてきた方も多いですよね。

この回答は、大きく3つに分かれると思います。

① 全く人の話を聞こうとしないタイプ
人が話そうとすると、その人の話を遮り自分が話し出します。人に意見されるのを嫌い、自分の主張を貫こうとします。

② 人の話を聞いているフリをしているタイプ
相槌などもあって一見、人の話を聞いているように見えますが、実は聞いたことを全て忘れている。もしくは、最初から耳に入っていないです。聞く気がそもそもないケースが多く、その場しのぎで話に頷いています。

③ 人の話を理解しようと努めるタイプ
人の話の中の情報を記憶、理解し、目的意識を持って自分の意図した方向に会話を進めようとする人です。例えば、クレーム対応の場合。相手の不満や怒りを吐き出させる→怒りの鎮静化、という話を聞く理由と、相手を落ち着かせるという目的がありますよね。学校の授業などの場合は、学力を身に付けるというのが話を聞く目的に当たると思います。

人間関係の構築を望む場合。
お互いにコミュニケーションを深めることは不可欠で、当然、人の話を聞かない①のタイプは論外でしょう。

では、人の話を聞いているフリの②、記憶、理解に努めようとする③
この違いはどうでしょうか。

「聞き上手とは、相手の話を盛り上げること」
「だから話の内容はどうでもいいのではないの」
こんな方もいらっしゃるかも知れません。もしくは、恋人とのデートでいつも相手の愚痴や日々の出来事を報告のように聞かされている方もいます。

ここであえて申し上げますね。
人の話を右から左に流している方と、話を理解し、情報を記憶しているけれど、会話や人間関係の発展に活かしてない方。括りとしては同じであるということです。

これは、何のための会話なのか、会話に目的意識があるのか、という違いです。無意味な人との会話や時間は、人間関係にとってはマイナスですからね。ただひたすらに話を聞く場合でも、リアクションや何らかの意見、共感がなければ、話す側にしても、感情の抑揚が少なく単調な会話になり勝ちです。

こんなケースの対策

・話し手に気持ちよく話してもらう
・楽しんでもらう
・共感の意思を伝える

これらが会話の目的になるのではないでしょうか。その他にも、恋人が浮気や不機嫌な態度を取った時、関係維持や問題解決を図る場合を考えてみましょう。そのことに意見したり怒りをあらわにしたりするのでは、原因がわからず対策の打ちようがありませんよね。まずは、自分に何か不満を感じていないか、心が病んでいないか、などを探らないことには、解決策の提示や説得もできないと思います。会話する目的を今一度考えてみることで、人間関係の改善や人とより上質な時間を過ごすことができるのではないでしょうか。

● 補足の話
別れさせ屋が考える「好かれる接し方」には、居心地が大きく影響していると思います。会話だと、聞いてくれるから居心地がいい、何でも話してくれるから居心地がいい。発信者・受信者が共にイイと感じていればWin&Winの関係ですからね。恋愛関係としては求め合うメリットが揃った良い状態にあると言えます。ただ、どちらかの性格が本来は発信側(喋りたい)のに、受信側(聞き手)だと当然に居心地は悪くなります。それをイヤだと意思表示すればわかり易いのですが、実際の恋愛ではイヤだと感じていても遠慮・配慮から言わずに合わせることが多いです。
よって、それが居心地の悪さとなり浮気・不倫や別れへと進んでいるケースもありますよ。この辺りも恋愛初期の段階で見抜いておくと、長期安定したカップルなれます。

この記事をシェアする