持家の夫婦って離婚しずらいのか?原因を説明

 別れさせ・復縁事例探偵・不動産調査

持家の夫婦って離婚しずらいのか?原因を説明
夫婦の離婚って賃貸・持家だと「離婚できる」の条件が違います。
離婚したい…と思って離婚する夫婦。離婚したい…と思っても離婚できない夫婦って大きな差がございます。その1つに「家」があると思いますよ。

ざっくり言うと賃貸の場合。
夫婦でファミリーマンション(2LDK~3LDK)に住んでいたとしますね。離婚しますと!となったら妻・子供は新しい家を探さないといけません。2DK~2LDKになると思います。予算としては、50万円~100万円の初期費用です。これって現実的には可能な範囲なので、比較的・容易に引越しができます。

ただ持家の場合。
「売却」と言う流れが必要なので、売るにしても引越し前・引越し後(空家)のどちらで売るのか?購入価格に対して売却額が低ければローンを消すのに追い金も必要となります。この辺りが現実面として必要になりますよね。また心情的には賃貸と比べて「家への依存」が高いので、売りたくない…となるケースは多いです。離婚するにしても住みたい。同時に、マイホーム購入に際しては夫婦の親が高い確率で関与してきます。家を見に行く、意見を聞く、頭金が親から出た、など。これらのケースでは、自宅を売る(離婚する)に対して「ちょっと待って」と意見が出るのが通例です。離婚への足止め。となります。

● 戸建て・マンションの違い
離婚しずらいのは「戸建て」の新築を購入した夫婦です。これは経済面での問題が大きいですね。マンションだと購入→売却の差額が少ないケースが多いのですが…木造住宅だと土地の値段は安定しているにしても、建物価格と言うのは年々評価が下がります。この辺りで売却時に追い金が必要となるので、離婚へと足踏みする要因になります。

● 都心部のタワーマンション
東京だと5年前に購入したタワーマンションが約20%~25%も価格上昇したケースがあるようです。大阪でも北堀江・新町など。一部の地域では数年で中古価格は10%~15%も上昇しているようです。この状況は「離婚しやすい」と言えます。売却時にお金でトラブルになりにくいので、持家夫婦が離婚しようとした場合。値上がりしている物件だと売却も早いですからね。

● 持家と実家の関係性
一般的に夫婦のどちらかの実家が近いエリアにてマイホーム購入を検討します。多いのは妻の実家です。なので、このケースでは夫が浮気・夫が離婚したいけど…妻は応じない。が増えます。勿論、妻の実家は離婚することに反対することでしょう。「孫」に会えない、孫が可愛そう…となったり、妻としては親を悲しませたくない。が発生します。よって実家との距離感・関係・新密度と言うのは夫婦の離婚に相当レベルで影響を与えます。

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