平行線の恋愛関係に疑問を抱いたら

 勝てる恋愛テク

生まれも育ちも違う男女が出会い、お互い恋に落ちるというのは、運命と言いますか、絶妙のタイミングの出会いなのは間違いないでしょう。では、別れはどうでしょうか?一方、もしくは両方の気持ちの矢印がお互いではない方向に向いてしまった時がその時なのかも知れませんね。

ですが、現実は複雑で、あの人のこういうところは好きだけれどもあそこは嫌い、という風に、好きな面と嫌いな面があってそれ故に別れようとする時に簡単に別れられないわけです。

カップルのあり方について議論する時、別れを前提にフォーカスを当てて話すのは、ナンセンスという意見があるでしょうが、夫婦の4組に1組が離婚している現実を見ましても、あるカップルにおきましては、別れは必然と捉えることもできると思います。では、別れるベストタイミングはいつかと考えますと、これは、お互いの人生の未来の中に、お互いの存在を見出だせなくなってしまった時ではないでしょうか。例えば、お互いが未来に求めているものに大きな違いがあると気付き、どちらか一方がそこに向かって動き出そうとしている時、子育てなど共通の目的や目標がなくなってしまった時、お互いが一緒にいることによるデメリットがメリットを上回ってしまった時、などが該当しそうですね。お互いが浮気や不倫に走っているケースで、一緒にいる意義や目的を失っているケースも同様でしょう。

こうなってきますと、お互いが別々の道に1歩踏み出しているわけですから、すでにお互いの存在が重しになりかけています。「1度関係を結んだからにはずっと一緒にいないと」となってしまうと、お互い笑い合っていて良好な人間関係を保てていたとしても、その方向性の違いはお互いにとって大きなフラストレーションとなります。

これが一方が今までと違った方向に行き、もう一方が付いてきている時は、まだ引き付ける、もしくは引き付け合う力が残っているので、別れもスムーズに行かないことが想定されると言いますか、まだ一緒にいられる可能性が残っているのかも知れません。

ポイントは、お互いが別々の方向、別々の道を歩んでいる時で、ここで未練を持ったり、一緒にいることに関して義務感を抱いたりしてしまいますと、2点の目的地を目指して歩いているのと同じような状態になり、結局どちらへもたどり着けなくなってしまいます。自分は本当はどこに行きたいのか、相手は付いて来てくれるのか、相手が目指しているところに自分は付いて行きたいのか、などを問い掛けることで、決断し平行線の状態を変えていくことができるのではないでしょうか。
(記事:スタッフ)

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