交際3年の壁には、準備:感性=8:2で臨む

 勝てる恋愛テク

恋愛でも仕事でもうまくいっている人とそうでない人の違いを考えますと、意識の有無にかかわらず、うまくいっている人は、準備や用意が周到である、と言えるのではしょうか。ここで言いますうまくいっている状態とは、3年以上継続的に信頼を得た交際をしているということです。中長期の付き合いとなりますと、マメさと言いますか、定期的なフォローなくしては、関係の維持・継続はよほどお互いを惹き付け合う何かがなければ難しいでしょう。そういった継続的に人を惹き付ける魅力を備えるという意味も含め、準備や用意がポイントになってくると思います。

感性や行き当たりばったりで行動して「うまくいっている」という方も、もちろんいらっしゃいますし、そもそも「うまくいっている」「うまくいっていない」はその人の解釈で、自分にとってのうまくいっている状態と他人にとってのうまくいっている状態は違います。ただあえてうまくいっているという理想をここで決めさせていただくとするならば、恋人とお互いの存在や価値(特に長所)を認め、尊重し合い、同じ方向の未来に向かって日々行動をともにしている状態と言えるのではないでしょうか。

これは、お互いの視線がどこを向いているのか、ということで、今の延長線上に理想の未来を描けなければ、いくら関係は良好でも円満離婚のような形で破局する恐れがあります。それも1つの恋愛の形ですので、否定するわけではありませんが、「あの人も違う」「この人も違う」と他人に対して高い理想を掲げていては、いつまで経っても生涯の協力者は得られないでしょう。

人に対して不満がある時、人は変えることはできませんが、(内発的に)変わることができます。そういう風に考えますと、こちらの対応が変われば相手の対応も変わる可能性があります。全ての答えは相手が持っているという前提で、傾聴、支援、尊敬、信頼、受容などをキーワードに接し、そこから得た情報をもとに事前準備や計画8割、その場の感性2割くらいの比率で相手に臨む、距離を常に近くに保っていくのが理想でしょう。
(記事:スタッフ)

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