恋人との“不協和音”を防ぐには平常心で調律すること

 勝てる恋愛テク

もし、あなたが既婚男性で得意先との付き合いでキャバクラに行ったとします。帰り際….酔ったキャバ嬢があなたの唇にキスし、あなたはそのまま妻の待つ家に帰宅します。お酒が入っていたこともあり、帰宅した頃には、顔中が脂汗でべっとり。妻に促されて濡れタオルで顔を拭くと、タオルに口紅のピンク色がベッタリと付着する。

こんな時、どうしますか?

当然、妻に口紅の着いたタオルを見られないよう隠そうとするのではないでしょうか。

ここで問題になってくるのは、その隠し方、もしくは言い訳の仕方です。動揺して慌てた言動になるのか、落ち着いて何事もなかったかのように処理するのか。当然、女性は勘が鋭いですからね。
慌てた言動になると「どうかした?」となると思います。逆に冷静に何事もなかったかのように処理すれば、変に勘ぐられることもありませんよね。

何が言いたいかと申しますとですね。
人は不測の事態に遭遇した時。焦ったり、動揺して(事態を悪化させかねない)必要のない言動をしてしまうということです。

・料理だと:慌てて作り直そうとしてさらに失敗する
・運転だと:遅れを取り戻そうと急いで衝突事故
・恋愛だと:恋人と喧嘩によりフォローするが、余計なことを口走ってしまい逆効果

などに心当たりはありませんか?
平常心を欠き、その場をしのぐイレギュラーな対応をしてしまっているのではないでしょうか。また、動揺が隠せないとなると、人の目には見苦しく写りますし、結果として、自分のミスの傷口も広げることになるでしょう。

ここで重要なのは、自分のリズム(ペース)を崩さないことです。楽器の演奏やカラオケでもよくリズム感が重要視され、曲全体のリズムから演奏や歌が外れるほど違和感を感じますよね。

熟練した演奏家は、曲を間違えたり、リズムを外したりした時、あえてその部分を修正はしないそうです。「やり直したり焦ったりすれば、よけいに間違いが目立つ」そうで、何事もなかったかのように、一定のリズム(ペース)で演奏を続けることがうまく演奏するコツとのこと。

普段の生活でも同じだと思いますよ。
一定の速度で流れる人との時間や社会、そして成長や老いの中に身をおく中で、リズム(ペース)を大きく乱すことは、違和感、そして感情のさらなる乱れに繋がるということでしょうか。演奏の乱れが大きくなれば、曲が曲でなくなってしまうように、人との時間もリズムが乱れれば、“不協和音”を呼び、関係が以前とは全く別のものになってしまいかねません。

ミスした時は平常心を意識すること。
さらなるミスを予防し物事を冷静に処理できるだけではありません。気持ちを落ち着かせたり、恋人や周囲との“不協和音”を防ぐ手立てでもありますからね。

● 恋愛関係の調律として効果的
ミラーリングと聞いたことはありますか?心理で言う「類似性の法則」ですが、人間って似た人には好感を持ちやすいのです。”居心地”にリンクした部分なので非常に効果的だと思いますよ。人間関係の調律(チューニング)と言う意味では、「合わせる」がミラー効果となります。相手に合わせる意識を持って、相手を観察すること。そうすれば癖・行動パターンが読み取れますよね。

ここで初めて「ミラー効果」を使えば、相手は深層心理の中で「何か居心地がいい」と感じ始めます。居心地がよくなれば次のステップとして相手は「知りたい」と合わせるようになります。この流れで恋愛上の優位な立場を作れるか、作れないのか、が変わってきますよ。勿論、ミラー効果ではない真反対の会話・行動をしていれば「何か居心地が悪い」となります。別れを意識したり、浮気を考えたり。マイナス効果なので…マウントを取っていない状態で真反対の言動は慎むべきですからね。ご注意ください。

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