人を「知ろう」とすることが人間関係のスタートです

 勝てる恋愛テク

「人のやることには興味がない」
「人がどうなろうと関係ない」
「自分さえよければいい」
「人については知りたいとも思わない」

このようなお考えをお持ちの方がいらっしゃいます。
自分は自分、人は人、と割り切るタイプで、ある意味ではサッパリしていると言えるのかも知れませんが。生涯ひとりで生きて行くというスタイルならば問題ありませんが、異性と一緒の時間を過ごしたいと願うならば、「人に関心がない」では、うまく人間関係を築くのは難しくなるでしょう。
言うまでもありませんが、恋人となる異性は、性別も生い立ちも全てが違うわけですからね。当然、価値観も違いますし、物事の捉え方、性格、趣向なども多かれ少なかれ違いがあります。そんな恋人同士で、自分も好きなように生きるから相手も好きなように生きればよい、という考えになれば、次第に心に距離ができ始めるのではないでしょうか。

恋人同士のうちは、お互いの共通の関心事のみを共有していれば、特に問題は起こらず、それでもうまく付き合っていけるかも知れません。ただ、同棲や結婚、仕事などお互いの価値観が違う問題に対して一緒に取り組もうとする時、多少なりともお互いへの理解が必要となってきますよね。
100%自分の考えで物事を進めようとすると、相手の不満が募りますし、お互いがお互いの意見を100%貫こうとすると衝突となって、2人の関係の亀裂となります。ここで、求められるのは、相手の立場に立つ、ということですが、この時に求められるのが、相手の考えや判断の元になる生い立ちや環境の理解に努めるということではないでしょうか。

すなわち、それは、人を知ろうとすることでしょう。

心当たりがあるかも知れませんが、人は、他人と接している時、その人が自分に興味を持ってくれているかどうかを敏感に感じとります。例えば、自分に関する話題を振ってくれる相手には好感を抱かずにはいられませんし、自分でも気付いていないような自分のことを褒められたり、認められたりすると、よき理解者として信頼を置きたくなりますよね。占い師や宗教家に傾倒してしまうのは、この理由が大きいと思います。
逆にですが、自分に関係のない話題、興味のない話を振られたり、一方的に自慢話をされたりした日には、退屈に感じますし、自分に興味を示してもらえていない、気にかけてもらえていない、愛されていない、と感じるかも知れません。

そういうことを踏まえますと、人の心を掴むのも、人に動いてもらおうと思うのも、まずは相手を知ろうとすることから始めなければならないということでしょうね。
(記事:スタッフ)

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