恋愛コンサルタント
- DV被害・恋人からの暴力

DV被害・恋人からの暴力

DV:暴力的な恋人

DVで別れたいけど別れてくれない……
最近はこのケースのご相談が増えていますので、珍しいことではありません。

DVや別れることを受け入れない恋人、特に男性が受け入れない場合。
当社では「別れさせ屋」の仕事内容をせず、別の方法をご提案させていただいております。

なぜなら、暴力的な彼氏さんに別れさせを行っても、それは一時的な解決です。
そして、次の彼女ができても同じ暴力で束縛をすることでしょう。
その一時的な解決では、いずれ彼氏さんは自分へと復縁を強く迫ってくる可能性があります。

この根源となるのが「あいつは強く言ったら受け入れる」と思わせている環境なんです。

暴力で支配する男性にとって都合が良い環境とは?

  • わがままが通る
  • 金銭的な援助がある
  • 性欲のままに行為が出来る
  • 強く言ったら恐がる
  • 弱みを持っている……など

このケースの男性には冷静な話し合いが出来ない方も多いですが、窓口を自わから第三者に変える事で、話し会いで直ぐに解決が出来る事もございます。

DVなどで別れ話しがこじれた場合には、必ず当事者だけで解決をしないことも大切な要素です。

そして、皆さんが見落としているのは、被害の証拠保全。

診断書を取る!会話を録音する!

  • 殴られた!
  • 物を壊された!
  • 言葉で脅された!
  • 無理やりに体の関係を強要された!

この被害がある時は、必ず病院に行き、診断書を書いて貰う事!

被害の事実・証拠がないのに、警察に相談に行っても……?
診断書があれば、結果が変わる可能性は高いので、是非・実践してください。

それと「会話の録音」です。
怒り狂った相手の声を、冷静な時に相手に聞かせてあげる。
これも相手に自己の非を認識させるために有効な手法です。
当然、この録音が恐喝・強要・傷害の証拠となる事もございます。

「被害の証拠保全」「当事者で解決しようとしない」を意識してくださいね。

DV:事件

DVの被害で警察に相談に行っていた女性が、事件の被害者に……
こんなニュースがありました。

多くのケースでは、別れさせ屋の依頼としてお請けるよりも、別の解決方法で対応させていただくのですが……
当社のように有益で解決の提案をしている会社より、国や地域・公共の機関がDV被害の対応をもっと柔軟にした方が良い、と常々に思います。
しかし「何かあったら連絡してください。」としか言わないでしょう。
この対応は形式ばかりの事務処理だけで、何も解決は出来ません。

「何か」とは?
事件があってからでは遅いではありませんか。


その被害に遭うのを避けたいので警察などに相談に行っているが……
「何かあったら、また相談に来てくださいね」
DV・ストーカーで警察に相談に行くと、多くのケースでこのような対応です。

本来はその様なトラブルを未然に防ぐ接し方や対応で回避が出来るトラブルだと思います。

それがこじれ、またこじれ。
好き、愛している、独占したい。
この気持ちが違った方向に膨れ上がり、恨みや暴力に変わる。


冷静な話し合いが出来ていない状態で、被害側としては十分に傷害事件ですからね。
警察などがもっと早い対応をする事で解決が出来るはずなんです。

一時期でも避難・回避させて気持ちを落ち着かせる。これだけでも十分な効果がございます。

相手に恋人が出来ても、それは一時的な事ですので、その関係が終わると……

  • 自分のいう事を受け入れてくれる。
  • 泣けば許してくれる。
  • 怒れば怖がってくれる。
  • 恐喝すれば怖がってくれる。
  • お金をくれる。
  • 体の関係が出来る。
  • 住む家がありご飯も食べられる。

この様な環境は直ぐには捨てられません。

解決の原則として、相手に対して「別れる」という強い自分の意思表示。
これが大前提。


「私は好きだけど……親が別れろっていうから……」
こんな言い訳で別れようとすると逆効果です。


「私はあなたと別れたい」
この意思表示が大切。


そして、当事者同士(彼氏・彼女=加害者・被害者)だけで話し合いをしない。
この環境も必要です。

暴力をしたり、ストーカー行為をしている人とは?
自分の理性が制御出来ておりません。
2人で話し合いをしても、また、言いくるめられるのが目に見えていませんか?


でも、付き合う前・付き合う当初は制御が出来る状態だったはずです。
だから、良い人と思った・好きになった・キスをした・恋人になり愛し合った。

だけど、恋愛のすれ違いから理性が制御出来なくなってしまった。
これは良くあることですし、その気持ちもわかるはず……
この状態では、自分の正論は相手には伝わらない。
理解してくれません。

アノ人とは話し合いが出来ない。
この判断をして、冷静にさせ・客観的な環境を作る事も解決の方法の1つだと考えております。


DVの被害は年々増加しています。
警察などの対応が悪いということではなく、動けないのだと思います。

それを動かすには相談側の準備や話し方が必要かも知れません。
そして、法律で取り締まりを厳しくするよりも、保護する環境をもっと柔軟にするべきではないでしょうか。