恋愛コンサルタント
- 復縁・仲直りのテクニック

復縁を考える皆様へ

彼女と別れてしまった……
彼氏と復縁したい……
離婚した妻と復縁したい……


当社に寄せられる復縁希望のご相談は「新しい恋人との別れさせ」が前提です。
ですので、最初に検討していただきたいのは、元恋人の幸せとは?自分の幸せとは?
この結論が出せていますでしょうか。

一時期の寂しさや嫉妬、またはプライドから復縁を考えられるケースもございます。

では、どの幸せを1番に考えているのか。
この答えが復縁には必要になると考えております。

元恋人の幸せが1番であれば、今の恋人と別れさせることが幸せなのでしょうか。
お客様との復縁になる方が幸せなのでしょうか。

自分だけが幸せならいい……

全てに正解・間違いはありませんので、ご自身の中で「なぜ復縁したいのか」の答えは出しておくべきだと思います。

復縁の近道

恋人との復縁。
別れた夫婦の再婚。
ケースはさまざまですが、求める結果は復縁として同じです。

復縁のポイントは3つです。

  1. 別れを考えた原因 (別れようと思わせた理由)
  2. 別れを決めた原因 (別れを決断させた理由)
  3. 別れた後の言動

この中で、一番大切なのは?
てっとり早く復縁をするには「3.別れた後の言動」です。

恋人が悩んでいるなら?
「2.別れを決めた原因」を改善するか、原因以上の魅力で誤魔化せます。

完全に気持ちが冷めてしまっていたら?
「1.別れを考えた原因」
この解決を最優先で考える方が良いと思いますよ。

3を反省したり、2を反省しても余計に相手は冷めるだけです。
それは、1の原因がありますので、その解決がないと……

「そこが嫌になったのに、まだわかってないなぁ……」

「私じゃなくても良い人はみつかるよ」

「必死だな……」
「そこまで思われると恐いな」


「『好き』とかじゃなくて、『人間』として冷めてしまうわ……」
「なんでこの人の事を好きになったのかな?」


自分が良かれと思って話した言葉、優しさを見せようとした言葉。
自分の余裕や大人のイメージを伝えようとした言葉。
これらが全て逆効果になるのです。

自分には下心がなく本音で言っていたとしても……
聞く側、受け身の立場としては、素直に受け入れにくい環境を自分が作っています。

です……
「下心が見え見え」
「必死さが伝わって余計に冷める」


そうなりますし、仮に新しい恋人や気持ちを寄せる相手が居たなら、その方を余計に素晴らしく感じさせてしまいますからね。

「復縁」
焦る気持ちは大切です。そして当然だと思います。

でも、もっと大切なのが……
別れた原因の改善!

原点に戻って、冷静に考えてみる必要がございます。

男性の復縁

最近、男性の相談者から復縁のお問い合わせをいただくことが増えました。
ですのでその話題から、男性の復縁の話をさせていただきます。

傾向としては「過去の自分に反省」するケースが多いのですが……
「別れた原因」が明確にわかっていない。
そんな男性が多いように思います。

性格的な問題もあると思いますが「過去の反省点」。
この恋人と別れてしまった原因、これをわかっているようでわかっていない。
治そうとしているが、治っていない。
それは単純に、治す気持ちが薄いのだと思います。

本気で、真剣に、過去の反省点を改善したい。
そう思ってはいるけど、自分の突発的な感情を抑えられない。気づいた時には遅い。
この制御が出来ないのか、性格の責任にしているのか……

復縁とは、別れた恋人に対するアプローチ・または謝罪だけでは成立しません。

  1. 別れた原因
  2. 別れた後にとった行動
  3. 現在の状況
  4. 将来的な予想

この1~4を相手視点・自分視点・第三者視点で分析しないといけません。
難しいのは、相手視線と自分視点。

第一段階:不満・寂しさの蓄積

原因:喧嘩・デートが少ない・スキンシップが少ない
表現:愚痴や不満

この時期は相手もサインを意識しては出すことは少ない(無意識サインは多い)

第二段階:寂しさを自分以外に求める

原因:相手の気持ち・言葉に気付いていない
表現:冷たくなる、言葉が少なくなる

この時期に出るのが「助けて欲しいサイン」

第三段階:浮気・別れの検討

原因:今までの積み重ね
表現:連絡が減る・スキンシップの内容が変わる

この時期に出るサインは「感づいて欲しいサイン・二股のサイン」

最終段階:別れの最終判断・別れを考え出したサイン

そして最終的には、サヨナラのサイン。

サインを出すのは助けて欲しいからです。
でも、そのサインを見落としている。

これが別れですよね。

では、この流れを相手の立場になり冷静に考えてみる。
そうすると……自分の行動で足りなかったこと、これが見えてきます。

相手が望んでいる言葉の回答、行動での表現。
これを間違った回答をしていたり、無視、放置。
「お前は俺のことが好きだから」
「わがままをしてても好きでいてくれるだろう」
「俺が冷たくしたら、きっと追い掛けてくるだろう」
この自信が前述の結果を招いているケースが多く、それを「過去の反省点」と思っている?


でも、それだけでは足りないのですよ。

復縁には、三者の視点から流れを考え、冷静に分析をする。
この作業が必要ですので、別れさせるとは違い、お客様の分析が非常に大切な資料となります。


ですので、ご相談のお電話やメールだけで「復縁出来ますか?・可能性はありますか?」
この質問に対して、正確な回答は出来ないのです。

復縁希望の方と顔を合わせてお話をすることで見えてくる問題。
この部分がポイントですので、当社では出来る限りお会いしての対応をおすすめしております。

別れた原因と不満

復縁。
仲直り。
別れた関係の修繕。


別れさせ屋の業界では、復縁は別れさせるより難しい仕事として分類されております。

というのも、過程は出来あがっていて「別れる」という決断をしてしまっていますからね。

では、この過程を修復・改善するためには?
元恋人への行動だけでは事足りず、依頼者である元恋人・当事者の問題が大きく関わってきます。

しかし、別れた原因となった、その原因・過程を正しく認識されていない。
そんなケースが多いので、当社ではお客様自身を分析させていただいております。

その結果、復縁をご希望されるお客さまに最も多いのは……

お付き合いをしている時の対応。
恋人の不満と、その対応方法がズレている。
その些細なすれ違いが「別れ」の結果を導いているケース。


これらをわかりやすく説明しますね。

「要素理論」

この理論で例えさせていただいているのですが、ご存じない方も多いのではないでしょうか。
社長・経営者の方は知っている方も多い理論なんです。

  • 部下や社員の愚痴・ストレスをどう解決するのか?
  • どうやってやる気を出して貰うのか?

それを理論にしている言葉です。

この要素理論とは、ハーズバーグの2要素理論。
2とは?
衛星要因と動機付け要因の2つ。
この理論を恋愛に例えてみます

衛星要因

  • お金がないからデートしたくない。
  • 待ち合わせ場所が遠い。
  • 電車で移動するのがイヤ。
  • 恋人の親と関係が悪い。

動機付け要因

  • 将来性
  • デートの環境
  • 味覚・嗅覚・聴覚
  • 褒められる

例えば、彼女さんから愚痴・不満が出たとします。
それが「衛星要因」です。
その愚痴・不満を解決しようと、何らかの対策をするのが「動機付け要因」です。

一般的に、恋人から愚痴が出たとすれば……
その愚痴を解決することが良いと思われると思いますよね?

愚痴:電車で移動したくない~。
対策:わかった、じゃあ車で移動しよう!

愚痴:いつも同じホテルばっかりで飽きた……
対策:わかった、今日は違うホテルにするから。

愚痴:最近、メールの回数が減ってる。
対策:わかった、もっと回数を増やすから。

これらの対策は悪いのではありません。
ただ、足りていない。
見えている愚痴に対して、そのままの対策をしているだけ。

これでは一生懸命な気持ちや誠実な気持ちは感じないと思いますよ。

では、愚痴に対して最善の方法とはなんなのでしょう?

愚痴:電車で移動したくない~。
対策:そうやね。じゃあ次回はバイクで二人乗りして海を見に行こうか!

愚痴:いつも同じホテルばっかりで飽きた……
対策:そうやね。今日はホテルよりも綺麗な夜景を見に行こうよ。

愚痴:最近、メールの回数が減ってる。
対策:ゴメンね。もっと電話出来る時間を作るから待っててね。

愚痴→対策+サービス

サービスとは、相手に希望を持たせることです。
「楽しみ」
これを提供することが大切なのです。

愚痴に対して、その対策をしただけでは、相手視点では「本当に私のことを思っているの?」と思わせてしまいます。

最悪なのは、愚痴を言った本人に……
「私がわがままを言ったから迷惑を掛けてしまった」
そんな風に勘違いされてしまうことです。

ですが「楽しみ」を提供することで、勘違いを避けた上に良い印象を与えることが出来るのです。

是非、お試しいただきたいと思います。

彼女に暴力 別れても復縁

「暴力が原因で別れた関係を復縁」について。

当社には復縁のお問い合わせも多く寄せられるのですが、その中で……

相談:「彼女と復縁したいんですが……」
回答:「別れた原因はなんですか?」
相談:「……。」
回答:「……。」
相談:「実は私の暴力なんです。」
回答:「それはダメですね……。」


こんな会話になるのですが。

基本的に、暴力は絶対にダメです。
男性が女性に、女性が男性に、ともに一緒です。


これは、恋人視点から「あの人は怒ったら見境がなくなる」「怖い」「恐い」
そんな感情を抱かせてしまうのは、とても致命的な感情ですので、比較対照や相談相手がいつも以上な親切・優しく見えてしまう結果を招くのです。

ちょっとしたことでも「この人、すごく優しい……」と感じ、そう感じだすと、余計に恋人との時間を苦痛に感じますよね。

ですので、相談をしていた相手と恋愛関係になったり、肉体関係になったり、最悪のケースを誘発していくことになってしまいます。

殴る、物を投げる、蹴る……
これだけが暴力ではなく、言葉で恐がらせる、これも結果は同じ。
「言葉の暴力」です。


仲良しの恋人でも、同棲していても、元々は他人ですから。
育った環境が違うので、自分の環境と同じ感覚で接する事が間違いなのです。

DV・暴力で別れてしまった関係の復縁。
これは非常に困難です。

本人が復縁したいと思っても、周辺の友人・親類は反対するはずです。

このケースの復縁に大切なのは、反省して自分を変える。
……ではありません。

根本的な考え方から変えないといけません。

我慢して自分を変えても、いずれは限界が来るでしょう。
そんなことをしたら、同じ結果の繰り返しです。
そうならないためには、自分の根源から変えないと、人からの感想は変わりません。

ですので、別れの原因が「暴力」に有効なのは、対象者となる恋人へので、復縁へと仕向けるよりも……

自己改革が85%

これが出来ないと希望は叶いません。

友達に手伝ってもらって自分で復縁する

  • 復○マニュアルを自分でやってしまいバレてしまった
  • 友人に手伝って貰ってメールで復縁しようとしたけど失敗した
  • 復縁したいと思い自分で絵を描いたが全てバレてしまい逆効果
  • もう連絡しないで欲しい……と言われている

別れさせ屋・復縁の本も色々と出ていますので、ご自身で実践され、それがバレてしまい逆効果になり、当社にご相談に来られるお客さまは少なくありません。

恋愛もお家の建築と同じで、材料を揃え・建て方を本で学んで、独学で建築しようとしても、基礎から作れていませんし、専門の大工さん・棟梁が居ないと良い家は建ちません。

まして、別れた恋人と復縁をしようとする。そんな大切な作業をメールだけでやってはいけません。
失礼ですよね。

本当に好きで、大切で、愛している、誰にも渡したくない。
そう思えるならば、方法が違います。

まずは、自分の改善。
これが大切です。


見せ掛けだけで良く見せようとする。
嘘を嘘で上塗りしようとする。
こんな発想だから「もう連絡しないで」と言われてしまいます。

恋人は、貴方以上に貴方の事を知っています。
ですので、行動は読まれ、その本意も悟られているのではないでしょうか。

別れてしまったら、何が大切なのか?
それは、短期間で復縁しようと考えない事です。
3日、30日、3カ月、6カ月、9カ月、12カ月……
この様なスパンで自己改善をしないといけません。

その期間内に新しい恋人が出来るかも……
それは割り切らないといけません。


自分が好きだから、会いたいから、一緒に居たいから。
でも、相手は会いたくない・話しもしたくない、拒否の姿勢。
気持ちの一方通行で自分の気持ちを押し付けては衝突しトラブルとなり、先の復縁も見込みが低くなるでしょう。

浮気をされて、その浮気相手と付き合いだした。
それで自分が別れを告げられた。
その時に初めて、恋人の存在・大切さがわかった。


これは遅いですよね。
だからと言って、復縁を迫る。

これでは逃げる一方。

恋人は貴方の事が愛おしく、愛していたと思います。
なのに・なぜ突然?
別の異性へと意識が行ってしまったのか?
ここを解決する事が出来なければ、感情の押し付けとなり衝突するでしょう。

復縁とは!

恋愛期の想い出から……

  1. 別れを考え始めた原因
  2. 別れを決めた原因
  3. 別れを告げようと決めた時期
  4. 別れの言葉
  5. 別れてからの言動

これらの要素から考えないといけないのですが、多くの方が間違うのは「別れの言葉」だけで判断されています。
ですので、本質の解決を忘れてしまい、気持ちを押し付けて関係が悪化する。

そして……
「そんな性格だからイヤなのに……」
こんな言葉を言わせてしまうのです。

復縁とは、時間を掛けて、自分を改善することが最初の作業です。
焦らずに、じっくりと対策する事で、希望する結果には近付けると思いますよ。