SNSで目にする「毒親」ってどんな親?

 別れさせ・復縁事例

■親子関係の「別れたい」
インスタ・Twitterで恋愛トラブルの投稿を見るので、その流れで家族トラブルの投稿を見ていると「#毒親」のタグって多いですね。親は子の為になると思って言ってても言い方・態度によっては子に言わせると毒になっているケースが多いようです。子の意見を聞いていると人生の経験不足もあって視野が狭いですから、その狭いところに親の経験値を埋め込もうとしても中々困難であり、それが押し付けに感じていれば「面倒くさい親だなぁ」と感じて衝突が起きているようです。

子供が親と離れたい!と考えている場合。
気持ちの面、生活の面(一人暮らし)で離れることは簡単ですが、実際には親子の関係・縁って切れるものではありません。憎しみや恨みを持っていても先々には自分が親になって初めて言われていた事が正しい・間違いと理解できますから、親の優しさを理解できるまでは疎遠にすることは推薦できません。子供が一人で成長したのではなく「親」が頑張ってくれたから学校にも行け、空腹ならご飯を食べられ、寒ければ暖房・防寒着があり、欲しいものがあれば買ってくれていたのです。

別れさせ屋にも「親と縁を切りたい」と相談が…。
色々な事情から親子関係を無かったことにしたい!と相談を頂くのですが、戸籍やDNAでは繋がっているので完璧に離れるのは不可です。親の嫌いな性格・言動があったとしても、少しは自分も影響を受けているので知らずに同じことをしていることがあり、嫌いだからこそ似ているケースもございます。恋人・夫婦も同じですが相手のマイナス部分を真似せずに良い部分だけを伸ばしていけば双方が成長できるWinWinの関係を作りやすいと思います。恋人だと元々が他人ですが、家族だと切っても切れない関係なので譲歩したり、されたり、困難であれば一定の距離を持って接することも必要になってきます。

どうしても親と距離を置きたい!場合。
自分から家を出て、仕事して、部屋を借りて自立した生活をすれば「世の中」がやっと見えてくると思います。今までは親が作った守られた環境に居たので気付かなかった事もあると思いますが、それを自由と考えるか、苦労と考えるかで自分の成長スピードが変わりますからね。

重要なのは、毒親と思える関係であったとしても「親子関係」は変えられない現実です。なので疎遠になったとしても直ぐに連絡できる状態にはしておくべき。子供が産まれ、子供の為にと親が頑張ってきたことを全て無くしてはダメですからね。ガミガミと煩くても子供のことを大切に思っているのです。自己都合だけでガミガミ言う親って例外的に居られますが少ないので、その思い突き詰めて考えていけば「子を思っての意見」と理解できることでしょう。

● 家族間トラブルの専門家
SNSで多くの専門家の意見を見ますが「なるほど!」と思う意見ばかりです。中でも「自主性」を大切にしている意見が多いので、ある程度の年齢になれば親の意見に縛られるのではなく、自分がどうしたいのか!を強く持っていれば良いのだと感じます。これは恋愛にも言えるのですが、相手に振り回される人は自主性がなく相手任せの接し方をしています。そんな性格を知っている相手にとっては「都合よく利用しやすい」となるので、いつまで経っても浮気は浮気のまま・不倫は不倫のままで進展しませんよ。

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