相手の「優柔不断」を逆手に取る会話テクニック

 勝てる恋愛テク

優柔不断な人。
物事の判断ができない、迷ってばかりいる、決められない人のことを「優柔不断」といい、よい印象を持たれないのではないしょうか。

食事:「晩ご飯は何にする?」→「何でもいい」
場所:「行きたいところは?」→「どこでもいい」
目的:「観たい映画あるの?」→「特にない」

恋人が優柔不断だとデートや日常生活のさまざまな場面で「はっきりして!」とイライラすることもあるでしょう。そして、こちらに判断を委ねたかと思えば、後から「あれが嫌だ、これが嫌だ」「ああすればよかった、こうすればよかった」と文句言われた日には、心の中で「もういい加減にして!」と叫びたくなりますよね。相手に聞いても何も答えない、自分が決めると文句を言われる、いったいどうすればよいのか、お困りの方も多いと思います。

まず主導権を自分がとるのか、相手に委ねるのか、ですが、これは自分がとる必要があるのは言うまでもありませんよね。では、自分が物事を決めるとしまして、どうすれば、自分が意図するように相手に決めさせることができるのか、ということが重要になってくるのではないでしょうか。これは、結局のところ相手の心を惹き付ける提案力と変化していく心のうちを探る質問力、そして選択を迫りどれだけ緊急性を訴えられるか、が大きいでしょう。整理しますと、相手に対しいくつかの選択肢を用意し、質問によって選択肢を絞り込み、絞られた選択の中からどれにするかを期限を決めて迫るという展開が想定されます。

● 事例
夕食はちょっと贅沢にステーキかお寿司が食べたいな、と思った時。

自分:夕食は何が食べたい?
相手:うーん、何でもいいかな

自分:肉か魚だったら?
相手:肉かな

自分:いいね。ハンバーグか、ステーキだったらどっち?
相手:ハンバーグかな

自分:前に行ったA店か、新しくできたB店か、どっちにする?」
相手:じゃあ、B店行ってみたい

こんな感じで「2者択一」で誘導していきます。
優柔不断な相手といいますのは、そもそも自分が何をしたいか、という本音の部分が曖昧ですので、その曖昧な本音に対して、こちらが働き掛けることによって明確にしていけば、ある程度思い通りに動かしていくことも可能となるわけです。後は、情報力の問題でして、どれだけ説得力のある理由と理想的な選択肢を用意できるか、という点に尽きるでしょう。
(記事:スタッフ)

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