会話のウォーミングアップしてますか?

 勝てる恋愛テク

・試合前→準備運動やウォーミングアップ
・歌う前→発生練習やリハーサル
・絵描き→下書きやデッサン

このように、本番の前には事前のシミュレーション、準備体操的なものをするケースが多いのではないでしょうか。では、人間関係、特に会話ではどうでしょうか?これは、ぶっつけ本番で挑む方が多いと思います。

挨拶、世間話、説明、依頼、交渉など。朝起きて一言も言葉を発しないままで、意中の異性に最高のパフォーマンスで向き合いたいと思う時、その日の最高の挨拶、世間話、説明、依頼、交渉をできる人がはたしてどのくらいいるのでしょう。

これは、ほとんどいないと言ってもよいのではないでしょうか。はじめて聞いた曲をスラスラと歌える人がいないように、朝起きた瞬間は、滑舌も悪く言葉も聞き取り難いものかも知れませんが、何人かと話すうちに徐々に饒舌になっていくでしょう。つまり、挨拶1つとりましても、1番最初にする人よりも5番目、10番目に会った人にするほうが、声のトーンもより好印象なものになるのではないでしょうか。また、朝起きた瞬間から頭がシャキッと冴えている人はいないように、頭の回転も朝1番は鈍く、世間話などの会話に柔軟に対応できないことがあると思います。ですが、何人かと話すうちに緊張もほぐれ、頭も回り始め、会話のキャッチボールもよりスムーズになっていくでしょう。

そういうことを踏まえますと、例えば、意中の異性に話しかける、電話する、告白する、プロポーズしようとする時、その日1日誰とも話さない状態で臨もうとするのが、最善の策と言えるのか、ということです。異性でなくとも何人かと話す、電話した後にアプローチするほうが、落ち着いて話せ、さまざまな話題や返答に柔軟に対応できるのではないでしょうか。人との会話において最高のパフォーマンスをするということを考えますと、何人かと会話してからが本当のパフォーマンスということになりそうですね。

思い通りに人と会話ができない、誰かと話す時にうまく話せるかが不安という方は、10人程度と話した後からが本当のパフォーマンスで、それまではウォーミングアップや準備体操のようなものという認識で臨んだほうがよいと思いますよ。
(記事:スタッフ)

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