恋愛の失敗経験で失ったもの、得られたもの
・何でこんな人と出会ってしまったのだろう
・不倫なんてしなければよかった
・結婚生活は甘いものじゃないな
・もっと早くに別れていればよかった
恋愛経験に関して後悔や間違った選択をしてしまったと感じてしまった時、言うまでもありませんが、どれだけ後悔したところでそこに費やした時間やお金は返ってくることはありません。
ですが、どうでしょうか。仮にそういった経験をしなかったとして、自分にはこういうタイプの恋人は合わない、不倫は思っている以上に犠牲にするものが大きかった、恋人と長く関係を続けていくためには想像以上の労力や知識が必要、自分が本当に恋愛に求めていることはこういうことだった…、などの気付きがはたして得られたでしょうか。
時間やお金などの人生における貴重な資源を失ってしなった、後から考えて無駄と思えることに費やしてしまった時「何をやっているのだろう」と後悔の念にうちひしがれ、自分を責めてしまうこともあるでしょう。しかし、それらの経験は自分が進むべき道を絞り込むためにはむしろ有意義なもので、自分が求めているものを明確にするためには、必要なことだったと言えますよね。
どれだけ知識を得ようが、どれだけ人生をシュミレーションしてみようが、恋愛や対人関係の選択の結果は、経験してみなければ判らないことがたくさんあります。つまり、ある意味で失敗は避けられないと言いますか、早いうちに経験して学んでおいたほうが後々楽になると考えることもできるでしょう。
「思ったことをやってみてダメだった」「理想とは違った」「間違ったことをしてしまった」。よい意味でも悪い意味でも結果といいますのは、今までの考え方や行動で得られるものを示してくれる1つの事実であります。そのことで日々、考え方や行動を修正していくことができたならば、先の恋愛や人生の選択への迷いも必然的に少なくなっていくのではないでしょうか。
（記事：スタッフ）