恋人はなぜ嘘を付いているのでしょうか?

 勝てる恋愛テク

■ 嘘を言える人
男性は、多くの女性と交際したいがために、彼女や妻がいるにも関わらず「彼女はいない」「独身である」という嘘を付きますよね。また、多くの女性に声を掛けているけど、女性から指摘されると「声を掛けたのは君が初めて」「タイプだったから思わず」という類いの嘘の言い訳をする男性も多いのではないでしょうか。

生物学的見地から、男性はより多くの子孫を残すため複数の女性と性交しなければならない、女性はひとりの優秀な男性を選んで子どもを身籠らないといけない、という男女の性行動には遺伝的違い(ギャップ)があります。このギャップを埋めるためには、女性の理想に答えようとする男性の嘘は仕方のないものなのかも知れません。

決して嘘を正当化しようというわけではないのですが、その人物のステータスや恋愛履歴を知ろうとする時、証明書のようなものは存在せず、多くは自己申告です。言われたことが事実か事実ではないかを確認する術はよほどの口達者の人でもなければありません。そこで、事実を知りたいからと言って、根掘り葉掘り質問することや、話の矛盾を指摘することが得策なのか、ということです。

嘘を付いたことがないという人は、おそらくいないでしょう。女性であっても、体重を軽めに見積もったり、整形を隠したり、少なからず男性に嘘の申告をすることがあり、多くは「小さな嘘だし、迷惑を掛けるわけでもない」と正当化しているのではないでしょうか。そういうことを考えますと、人間関係をある程度スムーズに進めるためには嘘は必要で、嘘を付かれるということは「相手が自分からよく見られたい」と思っている好意の表れであると前向きに捉えることもできるでしょう。

目を向けなければならないのは、その人物が恋愛に何を求めているのか、ということではないでしょうか。満たされない性欲や心の隙間を埋めるためなのか?それとも生活や家庭を築くパートナーを求めているのか?真実を暴くことよりも、もっと重要なのは、その人物が心から求めているものを知ることです。

例えば、独身であっても結婚を望んでいない人もいますし、一方で既婚者であっても第2の人生を見据え、離婚と再婚を視野に入れている人もいます。また、浮気を隠すための嘘を1つ取りましても、離婚の際に不利になるから隠しているのか、それとも離婚は全く考えておらず異性と遊びたいが配偶者とはうまくやっていきたいと考えているのか、では対応は違ったものになってきます。結局のところ、相手の本音を引き出せない限り、恋愛を前進させることは難しいということでしょう。
(記事:スタッフ)

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