「別れさせ屋」が求める人物像

 勝てる恋愛テクスタッフ

■ 採用説明会の時期
2022年春卒業予定の学生を対象とした企業の採用説明会が3月1日から始まりました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で業績の振るわない企業が多い中、内定率は高水準を維持するなど、優秀な人材確保が飛躍の原動力となると考えている企業が多いようです。最近では、AI(人工知能)を用いて、求職者の自己PRを解析したり、インターシップ(職業体験)を通じて人物像や能力を見極めたりするなど企業側から優秀な人材にアプローチする動きが活発です。

企業の採用に限らず、恋人、友人などを選ぶ際、自分の人生や職業に及ぼす影響も大きくなるため、何を基準に選べばよいのか、頭を悩ます方も多いでしょう。恋人の場合の判断基準は、①ビジュアル②年齢③ステータス④性格の相性⑤思いやり、優しさといったところではないでしょうか。「別れさせ屋」を志す人に目を向けてみますと、①好奇心・興味本意②対人技術・知識の習得③自分に自信がある・自分を試したい④高収入⑤独立・開業のための経験を積むなどの志望動機が多いように思います。

人の能力を計る時、恋愛経験、ビジュアル、やる気、目標、誠実さなどを総合的に判断する必要があるのですが、最もその人物の未来を占う上で重要なものは、どれだけ将来こうなりたいという願望を持っているのか、ということではないでしょうか。例えば、現在年収1000万円で満足しているとするならば、年収1000万円を超える仕事は期待できませんし、恋人との関係をもっともっと発展させたいという思いがなければ、恋愛や対人関係を勉強する必要性も感じないでしょう。つまり、その人物の行動指針は、その人物が手に入れたいものの大きさに比例すると言っても過言ではないのではないでしょうか。

将来のなりたい自分、手に入れたいものをありありと描けていなければ、困難や壁にぶつかってしまった時、快楽を感じるほうに流されてパッションダウンしてしまいます。このパッションダウンこそが恋愛や仕事で挫折する大きな原因となるわけで、パッションダウンしない人物を見極めるためには、志高く、願望の大きい人物と交際するということが大前提になるのかも知れません。

来るべき理想の未来を想像しながら日々自己研鑽を積むことは、生きる喜びの本質です。もっとよい未来が待っていると思えるからこそ、今を頑張れるわけであります。人間関係も同様に将来を絶望しているような人物との明るい未来は描けないでしょう。まもなく陽気が心地好い出会いの季節、春を迎えます。輝くような自分の想像を遥かに上回った志、願望、夢を持つ人物との出会いに期待が高まります。
(記事:スタッフ)

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