過去にとらわれていては、恋愛は前進しません

 勝てる恋愛テク

■ 過去を振り返る
今までに、人を殴ったり、人の物を盗んだりしたことが幼少時代を含め「全くない」という方は、おそらくいないと思います。では、大人になった今現在、人を殴ったり、物を盗んでいるという方もまた、ごく少数の人を除き、いないと言えるのではないでしょうか。幼少時代は大多数の人が人を傷付ける行為を行ったことがあるにもかかわらず、何故現在はそのような行為をやめてしまったのか?これは、「やってしまうと損をする」「人の痛みがわかるようになった」もしくは「もっとよい方法がある」ことを学習したからではないでしょうか。

人は無意識のうちに最善と思われる行動の選択をしています。問題行動をとってしまう背景には、その時はそれが最も適切な判断と思い込んでいる時です。それが、効果的でない、むしろ損のほうが多いと認識すると、その行動パターンや意思決定はやがてもっとよいと思われる行為にとって代わっていくでしょう。こういった過去の過ちを繰り返す人が少ないのは、人間は学習する生き物であり、学習によってより良い未来を作り出せるという裏付けでもあります。

しかし、恋愛がうまくいかない人で、何度も同じ過ちをしてしまう、過去の過ちに引きずられてしまう、過去にした選択にとらわれてしまう方がいらっしゃいます。「これが自分の生き方だ」「あの時に違う選択をしていれば人生はもっとよくなった」「もう後戻りはできない」「過ちを犯してしまった自分はダメな人間だ」。このように考えることは果たして正しいのでしょうか。過去の経験不足や無知はむしろ自然なことであり、今学習し、過ちを繰り返さない、違う選択ができるとするならば、今自分の行動を修正し、より良い未来をに向かって1歩踏み出せばよいのではないでしょうか。

過去にとらわれていては前進できません。過去の自分を許し、他人も許し、もし道を誤ってしまったと気付いたならば、今から軌道修正していくフットワークの軽さと柔軟な発想が新しい未来を切り開きます。過去を振り返ることで自信を失ってしまう、今の自分の行動が制限されてしまうくらいならば、後ろはあえて振り返らず、前を見続けることも恋愛技術の1つと言えるでしょう。
(記事:スタッフ)

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