父親の大病、親友の死から学んだこと

 勝てる恋愛テク

社会人野球でミスタータイガースこと掛布雅之氏の再来と言われる活躍。早朝から1時間超のロードワークをこなし、自宅から職場まで約10kmを自転車通勤と聞けば「健康体」のイメージです。同様に、中学生時代に大阪~京都(往復約120km)を自転車で1日かけて制覇。よほど屈強な身体の持ち主なのでは、と思われるのではないでしょうか。前者は、ある30代男性が4歳だった時の父親。
後者は、小中学校時代の親友です。この2人がいずれも30代で生死にかかわる大病を患うとは…誰も予想していなかったと言います。

男性の父は、日々スポーツに興じており高血圧の症状はあるものの、強い身体から病気を気に留めず、治療や改善には取り組んでいなかったそうです。

現在は、脳血管疾患は高血圧などが原因で起こる病気として知られていますよね。ですが1980年代はまだ世間に浸透しておりませんでした。父親は初期症状を見分けることもできず、脳梗塞が重症化して生死をさ迷います。一命は取り留めますが、左半身麻痺など重度な後遺症が残りました。

男性の祖父は、息子の大病を機に体の内側の健康にも気を配るようになり、孫にも、炭酸飲料やジャンクフードなどを厳しく規制したそうです。喫煙や飲酒をする友人との交際も快く思わなかったとの事。小中学校時代、そんな祖父の制限を男性は窮屈に感じていました。

冒頭の後者に挙げた男性の親友は、3人兄弟の末っ子。両親から好きな食物、飲酒、タバコに至るまで中学生ほどから許された。気の向くままに暴飲暴食の日々だったそうです。ですが、30代半ばを迎えた時。脳に突如腫瘍が見つかり、その発覚からわずか3ヶ月で逝去してしまいます。

腫瘍の原因は、タバコ、飲酒、肥満、不健康な食生活など。まさか体中が手遅れなほど蝕まれているとは想像もできなかったでしょう。

幼少時代からの祖父の影響。
祖父が逝去し自立した後も、無意識のうちにタバコなど健康を害するのを避けるようになった。今、自分が健康に暮らせているのは?生活習慣、祖父が健康意識を高めるきっかけになった父親の大病のおかげと思ったそう。

家族や恋人などに迫るリスクについて、本人が気付いていない時。リスクから大切な人を守るため。本人の意思に反して自分の行動を貫くことができるでしょうか?家族や恋人、そして、ともに過ごす自分の幸せな日常や将来を守るため。時には厳しいことを口にすることも大切だと思いますよ。

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