不倫で得るもの・失うものを理解しても現実は損得勘定ではない
■不倫してる側の実情とは
「不倫はダメ」と理解していても1回.2回と密会していけば10回も100回も同じで感覚がバグってきます。心の隅には「ゴメンナサイ」があっても目先の恋愛には勝てないので続いてしまうのが不倫の実情ではないでしょうか。
危ない薬にも似ていると思います。
「ダメ」と解っているから自分を止められる人は自制して手を付けないのですが、何かのキツカケで体験してしまうと…自分から抜け出すのは難しくズルズルと続けてしまい失うものよりも「目先の快楽」を優先していくのです。
”損得勘定”では割り切れない部分だと思います。
人間はいずれ命尽きるので人生は一回だけですから、好きになった人を追い求めて気持ちに身を任せるのも生き方の1つだと思います。これを民法などの法律だけで止められるのか?は現実的ではありません。
結婚したから、子供が居るから、親の世話をするからと責任と使命があっても不倫関係って続いてしまう事が多いので、配偶者や現実に足りてない何か?の穴埋めを不倫相手に求めているケースも少なくありません。それが性的な相性だったり、自分の居場所を認められているなどの承認欲求だったりと様々ですよね。
だからこそ、不倫の解決は「不倫してるでしょ」だけでは効果薄になります。
風邪になった人に市販薬の薬を飲ませる、それでも効かなかったら病院に行くのが通例かと思いますが、これだと「風邪になった生活環境」を改めないと先々にまた風邪になるか、もっと悪い病気になる可能性が高いです。
不倫も同じで「不倫してるでしょ」は現時点の結果だけを見ているので、そもそも不倫になった経緯・原因を見ておらず解決にはならないと思います。ダメだと理解している人がなぜ不倫を続けるのか?ってそこに居心地が良かったり、何かの不足点を補ってくれているからですからね。
上から押さえつけて不倫を解決できるのなら、それで良いと思います。
ですが本質的な解決を目指すのなら「原因」を遡及して考えないと、危ない薬のように感覚がマヒしている人を理解させるのは中々難しいです。別れさせ屋の利用も一つの解決策ではあるのですが、先ずはご自身・家族でできる対策・解決方法もありますので試してからでも良いと思いますよ。
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