年始にどんな行動を選択しますか?

 勝てる恋愛テク

「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」年末特番か、紅白歌合戦か。
大晦日の夜は、テレビのチャンネルをどれにしようか迷った方も多かったのではないでしょうか。仕事でもない限り、恋人、家族、友人など身近な人と楽しい時間を過ごそうと考えるのが、大晦日の夜の一般的な過ごし方と思います。

そんな多くの人が団らんを楽しむ大晦日ですが、ある高校1年生の息子を持つ母親は、「先生、31日の夜も来てもらえるのでしょうか?」と、
週に1度訪れる家庭教師にそう尋ねたそうです。たまたま指導曜日が31日にあたり、この母親は「年の最後だからこそ、勉学への決意を改めるために印象に残る日にしたい」思いから、指導を依頼し、家庭教師もそれを快諾したといいます。生徒への指導は大晦日20時から始まり、苦手な数学の計算問題などに取り組むうちに夜は更けていきました。

大晦日の夜に机に向かっている生徒がはたして何人くらいいるのかわかりませんが、かなりの少数派であることに間違いはないでしょう。大晦日の夜に母親が家庭教師を頼み、息子もそれに反発することなく応じるということ。少しでも勉強できるようになって欲しいと願う母親の思いと、それに少しでも応えたいという息子の思いの共鳴なくして起こり得ないことではないでしょうか。夢や目標に向かう息子やそれを応援する家族の少しでもゴールに近付きたい、近付けてあげたいと思う決意の表れでもあるでしょう。

記憶に残るような特別な日に身近な人と何を思い合い、そして何をして過ごすのか。言うまでもありませんが、何の夢や目標もない、強く求めるものもないとするならば、特別な日であろうがなかろうが何となくその日を向かえ、何となく過ごし、いつの間にか過ぎていきます。逆にですが、強い思いがあれば、それが行動となって少なからず何らかのかたちで現れるかも知れませんね。

自分や恋人、家族などが今どこに向かっているのか。本当に求めるものは何なのか。大晦日のみならず、年始など身近な人と一緒に過ごす時間だからこそ、お互いの夢や目標を確認し、支え合える、応援し合える機会になれば、団らんとはまた違った素敵な過ごし方となるのではないでしょうか。
(記事:スタッフ)

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