「奇跡のバラ」が咲くと信じ、種を植えてみる

 勝てる恋愛テク

努力は報われるのか?
この問いに対して「必ず」とは言い切れないものの「報われることもある」というのが、多くの人の本音だと思います。現在上映中の映画「ローズメイカー奇跡のバラ」に登場する女主人は、フランスの倒産寸前のバラ園で新種作りに熱中しています。経営難の最中に、複雑な過去を持つ男女3人が雇われ、さらなるトラブルを引き起こしますが、次第に3人は女主人の熱意に心を打たれ、バラの新種作りやバラ園の運営にのめり込んでいきます。

ひょうに撃たれてバラが売り物にならなくなったり、せっかく作った新種が枯れてしまったりと、女主人のバラ園は倒産に追い込まれていきます。ですが、バラ園を手放さなければならない1歩手前で、奇跡的に病害を免れた新種のバラが見つかるのか、見つからないのか?バラのコンテストで優勝するのか、しないのか?は映画の結末を観ていただきたいのですが、手間暇かけて蒔いた種は全てではなくても、花を付けるケースがあるということでしょう。

恋愛やその他の人間関係、その他の対人関係の努力でも、手間暇かけて人に尽くして尽くしまくっても、報われないことがあります。ですが、全てがそうか、といいますと、決してそうではないでしょう。普段から蒔き続けた種は必ずいくつかは育ち、花や実を付けて収穫する時が来ます。

肝心なのは、普段から種を蒔いているということではないでしょうか。自分を磨き、良好な人間関係を構築し、人に喜ばれるようなことを見返りを求めずにしているか、ということです。もししていれば、常に、とまではいかなくても、芽が出て花や実を付けるでしょうし、怠っていれば窮地に陥った時に誰も助けてくれず立て直せる可能性もなくなってしまうでしょう。
(記事:スタッフ)

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