人には行動するための“スイッチ”がある

 勝てる恋愛テク

「月1回~2回はお出掛け、半年に1回は旅行に行きたい」
「部屋を散らかさないで」
「仕事や友人付き合いよりも、私のことをもっと考えて」
「結婚や子育てに向けて貯金しておいて」
「浮気しないで」

これらは、女性であれば、彼氏・夫に伝えた言葉だと思います。

「遊んでばかりいないで勉強(宿題)しなさい」
「家の手伝いをしなさい」
「もっとしっかりしなさい」
「テレビやゲームをやめなさい」
「悪い友達と付き合っちゃダメ」

こちらは、子供時代、両親から言われた経験がありますよね。

女性が彼氏・夫、そして子供に何度も口にしてしまう言葉。もし全ての男性に聞き分けがあったとすれば、世の中の夫婦の4組に1組は離婚しません。成績優秀で真面目な子供ばかりとなれば、予備校や塾の類いは不要です。そんな子供が大人になれば、極端な話ですが警察も多くは要らないのかも知れません。

ですが、現実的にどうなのか?両親・女性の言葉に反した行動をしている男性・子供って多いです。どうしてなのでしょう…心に響いていない、言われた時だけやって、時が経てば忘れてしまうからなのでしょうか。

1つは心から「そうしたい」と思っていないからでしょう。
「もっと彼女を喜ばせてあげたい」
「日ごろ尽くしてくれることに感謝したい」
「将来は楽をさせてあげたい」
「もっと一緒の時間を過ごしたい」

こんな思いが強ければ、女性が言わずとも、望み通りの行動をとっていると思います。女性側も一方的に男性に求めるのではなく、互いが互いを思い合うことが大切と言えそうです。もう1つは、人を動かすには、習慣や環境を操作し、無意識の領域に働きかけること。
以下は事例です。

● お出掛けや旅行に行きたい
・観光ガイド・友人から旅行の話を、彼氏の連休前から伝えて「旅行モード」を作る。

● 部屋を片付けて欲しい
・必要な物をサッと取り出せる収納、散らからない部屋のレイアウトに変える。

● 自分のことをもっと考えて欲しい・浮気しないで
・友人や他に女性と過ごすよりも自分と過ごすことにメリットを与える。

● 将来(結婚・子育て)に向けて貯金して欲しい
・結婚式→「お世話になった両親や友人に感謝を示す機を作ろう」
・子育て→「子供を自立したに育て、安心した老後を過ごそうね」
(“For me”ではなく“For you”のための理想)

性別や生い立ちが違えば、人それぞれ考えていること、価値観、欲求もさまざまです。人を動かしたいと考えた場合。自分の思いをストレートに口で伝えるよりですね。人の行動意欲をかきたてる“スイッチ”を意識した言動を心掛けては如何でしょうか。

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