現状「うまくいっている」とは思わないこと

 勝てる恋愛テク

「人生や人間関係に行き詰まってる」
「どうすればよいのかわかりません」

こんな相談を頂くことがあります。
恋愛に限らず、日々の生活の中でいったい何が正解で何が不正解なの、きちんと理由付けして説明できる人は果たしているのでしょうか。真面目に日々コツコツと努力をしている人が突如不幸な目に合う。恋愛でもそうですが、典型的な真面目で誠実、女遊びも一切せず、大企業に勤める愛妻家のサラリーマンが、突如妻から別れを切り出されることもあります。自分も周囲も正しいと思って、妻や家庭に尽くしてきたのでしょうが、逆に刺激を求める妻が遊び人の男との浮気に走ってしまう。夫の行動が凶と出てしまった例です。

冒頭の相談に戻りますが、「うまくいっている」と思い込んで生きていくよりは、「この先どうしてよいかわからない。行き詰まっていて、自分は何をすればよいのだろうか」と自問自答しながら生きている人のほうが、まだ不幸から逃れる、予想外の幸せや報酬を掴むチャンスがあるような気がします。

人は現状が「うまくいっている」と思い込んでしまうと、どうしても行動が保守的になってしまいます。「恋人から嫌われないようにしよう」「これからもずっと好きでいてもらうために今のまま気を抜かずに向き合っていこう」といった風にです。行動が保守的になってしまうデメリットとしましては、(好意的な)インパクトを相手に与えることができないことです。現状維持に尽きると言いましょうか。ただ今1度確認しておきたいのが、恋人関係に限らず現状維持というのは、後退しているのと同じであるということです。つまり、極端な言い方かも知れませんが、常に何か仕掛けやサプライズを投じていかなければ、遅かれ早かれそのうち行き詰まってしまうのです。

ここで重要なのは、保守的な「嫌われたらどうしよう」という発想を捨てるということです。恐れを捨てて、いろいろなことを試してみる。普段作らない料理を出してみたり、行かない場所に行ってみたり。普段言わない台詞や行わない振る舞いも大きく感情を刺激するでしょう。その中で、好感度に繋がるものもあれば、イメージダウンのものもあるはずですが、それでよいのです。好感度に繋がる傾向を把握できれば、その後の挽回も可能ですからね。結論は、いろいろ試してみて相手の反応を見てみないとわからないこともあるということでしょう。
(記事:スタッフ)

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