日々のルーティーンの中の幸せと成長を考える
「ずっと今のままの幸せな生活が続けばよいのに」「周囲も自分のことを認めて評価してくれているし、とりあえず現状を維持しておこう」。今の恋人関係や生活で満足していて、周囲にも認められている時、今現在行っている行動をルーティーンのように繰り返し勝ちです。
例えば、新婚カップルの夫の場合。
朝は7時に起床。妻の用意した朝食をテレビを観ながら食べ、8時には自宅を出発し通勤途中はスマホゲームに興じる。9時に出社すれば、決まった得意先を回って決まった仕事をもらい、17時30分には退勤。19時には帰宅し妻の手料理を食べながら優雅な時間を過ごし、入浴後は妻との熱い時間を過ごす。というのが絵に描いたような理想の結婚生活で、それ故にその生活リズムや働き方を崩すことには当然抵抗があるでしょう。
そして浮気や不倫をはじめ恋愛関係や仕事に何か問題が生じてから対処法を検討し始めるのですが、後手後手に回って結局“火消し”に追われるか、そこから逃げ出す対応が関の山でしょう。恋愛関係でも自分の能力、スキルにつきましても現状維持は存在せず、あるのは前進か後退かです。
日々の生活や人間関係、仕事などで何も意識せずに何の評価もせずに取り組んでいたらどうなるでしょうか。無意識に同じ行動を繰り返すか、より簡単なほうへ流れていってしまうのではないでしょうか。
自分自身の行動を自分で評価し、改善し良くなっていくという発想が求められるのではないでしょうか。1日の終わりに今日を振り返り、もっとうまくできる方法はないのか、行動は効果的だったのか検証することで、明日の行動に微妙な変化が起こり、その積み重ねがやがて大きな成長に繋がっていくでしょう。
（記事：スタッフ）