窮地の時、できるのは「自分を変える」ことだけです

 勝てる恋愛テク

本当に困っている時、というのは人間の本性が最も表れる時でもあるという意見にピンとくる方は多いのではないでしょうか。普段は余裕の表情を浮かべているのに切羽詰まると急に取り乱す人というのは、あまりよいイメージを抱きませんよね。また、困った時に恋人や周囲の人々など環境のせいにして愚痴を言う人も同様と思います。

何か困ったことになった時「誰か自分のことを助けて欲しい」「自分はこんなにも困っているのに」と思わず呟いてしまいそうになりますよね。そして誰も助けてくれないとなると、最後には神様、仏様ではありませんが、神社や仏閣に「お願いします。足りないものを与えてください」となるでしょう。

恋愛でもビジネスでも、自分がある問題で追い込まれ、もう手の打ちようがないという状況に陥った時、「お願いします」とひたすら頭を下げたり、「どうして自分のことをもっと気にかけくれないんだ」と逆上したりするのが、多くのうまくいかない人に共通する行動パターンではないでしょうか。

今まで以上に人から気にかけてもらう、人に何かをしてもらうということは、いろいろな意味で人を動かすということにあたるでしょう。ここで勘違いしてはいけないのは、人は動かせる、人を変えることができるとは思わないことではないでしょうか。心当たりがあるかも知れませんが、人を変えよう、人に動いてもらおうと迫れば迫るほど、追い掛ければ追い掛けるほど離れていくのが、人の心でしょう。

人を動かすこと、人を変えることができない、とするならば、いったいどうすれば、人は自分のために動いてくれるのか?それは、人を動かすことができないとするならば、自分が動く、そして、そのできることをするしかないのではないのではないでしょうか。では、できることとは何なのか?それは、人のために動くということでしょう。人の心は、何か心から望むことをされた時、感謝という意味も含めその心は相手のほうに動かざるを得ないでしょう。

「人から与えて欲しい」から「人に何を与えることができるか?」への発想の転換で、人生で“できる”ことの幅は確実に広がるように思います。
(記事:スタッフ)

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