「平成」を振り返り「令和」の時代を占う

 勝てる恋愛テク

ついに新元号の時代がスタートしました。
みなさまは、「令和」にどんな願いを込め、どう生きたいと思われますか?新たな時代の幕開けと、自分たちの新たな人生のスタートをなぞらえ、5月1日に入籍するカップルも多かったそうです。大阪では梅田・心斎橋・なんばでも新元号に変わる瞬間をカップル、友人など親しい間柄で過ごした方々も多かったようですね。それほど、人々の「令和」の時代への期待が大きいというわけなのでしょうか。

まず「平成」を振り返って思うこと。
それは貧しく物質的に満たされなかった「昭和」から物に溢れた最先端の時代になったことです。携帯電話やインターネットを始めとする科学技術の発達もあって、物質的に満たされた時代が到来しました。人々は精神的な充実を求め、恋愛においても、不倫がセンセーションを巻き起こすなど、“特定の異性のパートナーと生涯を供にする”という価値観が崩れた時代だったのではないでしょうか。

「令和」の時代に人々の心はどう変化していくのでしょうか。安倍晋三首相は、皇居での即位後朝見の儀では…。「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ時代を創り上げていく」と強調しました。その言葉通りに人々の心は美しくなっていくことを願います。またマツエクやアンチエイジングなどで女性の見た目はどんどん美しくなっているようですが…。NHKの連続テレビ小説に登場するような純粋でまっすぐひたむきな青年、はたまた思いやりに溢れている天真爛漫な少女、はいまや天然記念物と言ってよいほど見当たらない気がするのは私だけでしょうか。

「平成」に増して、便利に、そして情報に溢れ、多様な生き方の選択ができるようになるであろう「令和」。恋愛においても、ある意味では、自分の欲望とどう向き合っていくのかがテーマになりそうですね。ちょっとした遊び心のつもりが、1度味わった快楽は、脳に強い印象として残ってしまうためになかなか忘れられないものです。そんな最初はほんの小さな心の隙間から“浮気心”というものは忍び込んできます。

浮気・不倫=悪、そんなイメージってありますよね。
これは、昔から言われるように「きちんと別れずに、新しい相手に走るからいけない」のです。お互いが幸せな別れを選択し、新しい異性のパートナーを見つけるのであれば問題はないでしょう。離婚歴のあるバツ1やバツ2同士のカップルや夫婦も常識とまではいかずとも頻繁に見かけるようになりました。

「出会い」の専門家は、数多くいますが、恋愛市場において「別れ」の専門家は少ないのが現状です。お互いが好き合ってカップリングする「出会い」に比べ、一方が「別れたくない」がもう一方が「別れたい」ケースがある「別れ」はより複雑である言えるでしょう。また、お相手のいる異性との復縁は、さらに複雑となります。弊社では、「令和」の時代を迎えるにあたって、みなさまの恋愛をより良いものにしていきたいと考えております。自分の心に正直に、恋人には思いやりを持つこと。そうやって生きることが、新時代においては、ある意味で「美しい心」と言えるような気もしますね。

【補足】
私は1999年から「別れさせ屋の専門会社」として経営してきました。今年で20年目となります。業界には実体の無い創業**年が蔓延してますが、私は嘘偽りの無い沿革を作ってきました。そんな経験から言えること。それは「出会いと別れ」に対する敷居が低くなった、又は敷居が無くなったと感じます。昔の昭和世代だとデートの誘うのも家電話に「お父さんが出たらどうしよう…」と恐々と連絡してましたよね。夜だと何時までに電話すればいいのか?そうやって相手を思いやって連絡していたのですが、今はメール・LINE・FACEBOOKから深夜1時でも送信できます。とても便利です。

しかし残念ながら、相手のことを思いやる感覚は薄れているのではないでしょうか。指先で口説いて、指先で別れる、指先だけで復縁しようとする。そんな軽率な方が増えたので、恋愛の裏切り・嘘や偽りも増えていると考えています。なので、これからの時代に求められるのは「アナログへの戻り」も増えてくると思いますよ。便利を追求して発展してきたので、敢えて逆行した不便が求められる。そこに人間臭さと言いますか、人の個性が表れる恋愛が訪れるかも知れません。

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