結婚生活とは、淡く儚(はかな)いのか?は思いの欠落です

 勝てる恋愛テク

ニーチェの言葉

~ 偉人の言葉 ~
結婚の時は「年をとってもこの相手と会話ができるだろうか」と自問せよ。
その他は年月が経てばいずれ変化する
夫婦生活は長い会話である。
恋愛とは短期的愚行。
結婚生活とは、短期的愚行にピリオドを打つ長期的愚行。

とは、19世紀ドイツの哲学者、ニーチェ氏の言葉です。

以上の言葉の意味を説明しますと、長い結婚生活は、変化に乏しく、時につまらなく感じたり疲れたりすることもあります。ですが、夫婦は会話をすることで、お互いをより理解し愛を深めていける関係ではないか、ということを指摘しています。また、愚行(ぐこう)とは、一般的に茶化した行いなどを指す時に用いますので、結婚生活がいかに淡く儚いものであるかを示すニーチェ氏らしい表現だと思います。

これらの言葉を私なりに整理しますと、結婚は会話によって成り立つものであり、会話が成り立たなくなければ破綻に向かっていく、とでも言えそうな気がします。ニーチェさんは、長い結婚生活という人間関係の中で、お互いの考えや外見、生活環境が変わっていき、また、一緒に時を過ごしていく中で新鮮さやときめきがなくなっていき、お互いの嫌な部分も見えてくる。にもかかわらず結婚という選択をする男女を“愚かな行為”として見たのかも知れませんね。

■ 別れさせ屋の専門会社である弊社に寄せられる相談
夫婦仲が悪いわけではないのに「妻(夫)と別れたい」と口にされる方がしばしば居られます。多くの相談者はすでに不倫進行中ですが、特に不倫相手とすぐに一緒になりたいというわけではなく、とりあえず妻(夫)とは別れたい、という方が大半です。

ラブラブだったはずの夫婦がどうして「別れたい」になってしまうのか?

<男性の場合>
・肉体関係を含め妻との関係がマンネリになった
・妻との結婚生活のためには、自由なお金や時間を犠牲にしたくない
・他に好きな女性ができた

<女性の場合>
・性格や生活リズムの不一致
・だらしない姿などを見て生理的に受け付けなくなった、
・自分より仕事や趣味を優先する
(仕事や趣味に必要以上に労力をかけることが理解できない)

などに原因があるのではないでしょうか。

これら全ての原因を突き詰めますと、やはりニーチェさんのいう会話の問題、すなわちお互いに対する理解力不足があるのだと思います。不倫のみならず人間関係にかかわる問題行動の原因は、結局お互いの意思疏通や思いやりができていないことにありますよね。

例えば、愚痴を比べてみましょう。

<妻>
「いつも仕事が忙しいってろくに家事もしない」
「休みは寝てるか、趣味のことばかり」
「そっちが好き勝手するなら私だって思い切った買い物や旅行でもしちゃおう」

<夫>
「こちらがどんなに大変な思いで仕事をしているか、知りもしないくせに」
「自分は好き勝手に買い物、旅行といい気なもんだ」
「俺だってもっと若くて可愛い女の子と遊びに行ってやる」

こんな感じで、些細な気持ちのすれ違いから夫婦の亀裂は拡がっていきます。

そもそも会話は、何のためにするのか、という疑問ですが…。感情の共有ではないでしょうか。「会話」とは、言葉だけではなく、表情、しぐさ、態度などその人から発せられるサイン全てと思います。お互いの立場に立って、お互いの“心の痛み”や喜びを理解し共有できたならば、お相手にかける言葉やお相手への態度も変わってくるような気がします。冒頭のニーチェさんの言葉「夫婦生活は長い会話である」にあるように、「結婚」や「恋愛」とは、“会話”の中にこそ、愛を深め継続させる秘訣がありそうですね。

【補足】
別れさせ屋が「高確率で別れる夫婦」とは、どんな夫婦を指していると思いますか?逆に言うと別れに進みにくい夫婦ともなります。弊社では、以下のような夫婦を別れやすい(離婚)として判断しています。

① 賃貸住まい
② 子供が居ない
③ 夫婦のどちらかが不倫継続中
④ 夫婦の実家が近くて、関係は良好である
⑤ 親や兄弟が離婚経験者
⑥ 健康
⑦ 自由な時間、自由な小遣い
⑧ レス関係が1年以上も続いている
⑨ 美意識が高くて見栄張りの部分がある(プライドが高い)
⑩ 部屋が汚い
⑪ 気持ちの浮き沈みが大きい
⑫ ヒステリック
⑬ 打たれ弱い
⑭ 親が離婚に賛成している
⑮ 友人が多い(友人も離婚経験者)
⑯ 恋愛経験が豊富
⑰ 過去に浮気していたことがある
⑱ 子供が居るが愛情や責任感が少ない
⑲ 夫婦共働きで離婚後の生活が可能である
⑳ 借金がない

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