嘘を見抜くコツは「言葉」より「結果」

 別れさせ・復縁事例

人の嘘を読み解く力
近年は別れさせ屋に寄せられる「別れさせたい」の相談内容に変化があります。それはマッチングサイト(以前は出会い系サイト)による出会いが増えていることです。なので、私たちも同サイトを拝見する事がございますので、そんな出会い系サイトの話です。

女性のプロフィール欄の、「男性に望む条件」をみた場合。
「嘘を付かない人」
「誠実な人」
「正直な人」と書いてあるのを、目にした男性の方々も多いのではないでしょうか。これは、それほど嘘をつく男性が多いこと、騙されたことのある女性がいかに多いかを示していると思います。それほど、男性は嘘をつくと言うことになりそうですが、なぜバレるリスクがあるのに、嘘を付かなければならないのでしょうか?その多くは女性から「良く見られたい」という見栄からなのでしょうね。

まず恋愛において男性が嘘を付く時はどういう時かを考えてみます。それは女性と出会ったばかりの頃ではないでしょうか。気になる女性と親密になりたいがために、彼女や奥さんはがいるにけど「いない」と言ってしまう。仕事ができる男を演じるために年収を実際より多く言ってしまう人も多いと思います。また、男性=売り手、女性=買い手、とした場合。女性が男性を選ぶという“買い手市場”が成り立つため、まず初めの出会いの段階で女性に却下されないためにも!多少自分を良く見せるための嘘が必要と考えている男性も多いような気がします。

一方の女性にも同じ現象がございます。ある程度年齢を重ねていたり、離婚歴がある方、子持ちの方の場合。最初は「過去」を隠そうとすることもあるようです。ですが、嘘を付いている男性の割合に比べれば、圧倒的に少なく、ある程度の“訳あり”であっても…。男性目線で言う「美人」であれば、女性は男性に不自由しないため嘘は必要ないのでしょう。

果たして、男女の関係において“嘘”はいけないことなのか?それとも場合によっては許されるものなのでしょうか…。この問いを考える時、人はそもそもなぜ嘘を付くのか、という疑問に辿り着きそうですが、これは自分自身を守るためではないでしょうか。子供が親に怒られないために嘘を付くように、自分の欲求を満たすため、相手に言えない行動を隠すために、嘘を付くのでしょう。

逆にですが、何でも包み隠さずストレートに気持ちをぶつけるタイプの場合。それはそれで、意見の衝突が続いたり、どんなことでも本音を包んでしまう人は、何を考えているかわからず不安になります。

結局のところ、その人が嘘を付いているか、どうなのか?
この判断は、その人の等身大をどれだけ理解しているか、に尽きると思います。その人の「言っていること」を信じるのではなく、その人の過去、現実の行動履歴という「結果」を把握しておくことで、“実像”が見えてくるのではないでしょうか。特に、男性がつく嘘は、浮気や不倫隠し、金銭面のことが大半と思います。

・「浮気しない」と言うけれど常に携帯電話を気にしている
・浮気や不倫していた過去がある
・言ってる事と行動の辻褄が合わないことがある
・所在不明な空白の時間がある
・お金の使い道が不明瞭

などがあったとすれば…
見えている恋人はアナタが作り上げた“虚像”のイメージである可能性があります。実際にどちらか一方の“嘘”のおかげで、うまくいっている夫婦があることも事実なので、嘘を暴くかどうなのか、という点はあなたの判断に委ねられるわけですが、“虚像”ではなく、“実像”を見ないことには、本当にその人のことが好きなのかどうなのかという判断ができないような気がします。

● 補足
別れさせ屋の相談者には「既婚を隠されていた」と妻の存在を隠されていた。そんな出会い系サイトでの不倫トラブルも多く寄せられています。この時点で彼氏である既婚男性は、妻が居るけど出会い系サイトに登録、そして女性と交際をスタート。嘘が言えるタイプだと断言できますよね。なので、彼が言っている話の大半は「虚偽」であると考えるべき状況なんですよ。ですが、好きになってしまうと嘘の判断が出来ないくらいに目先を見失いまいからね。客観的に見て「絶対に、彼は嘘ばかりで遊ばれてる」とよかっても本人には理解しずらい問題となります。よってこのようなケースでは「依頼の価値は低い」と判断できます。それでも依頼して別れさせたい!と希望される女性は多いのですが、やはり依頼前に冷静に現状を分析する事。これが大切だと思いますよ。

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